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ちょっと懐かしい昔話、スーパーファミコン

今ではゲーム機は昔とはくらべものにもならない真価を遂げ、PS4やニンテンドウスイッチ、XBoxOneといった超高性能機械が大量にあります。そんな時代になると、ふと思い出してしまうのがはるか昔のゲーム機です。今回は、そんな昔にあった懐かしいスーパーファミコンのお話をします。

 

■任天堂の名前を世界に響かせたゲーム機

 

任天堂がファミコンの次世代機として世界中に大ヒットさせたのが「スーパーファミコン」です。日本では累計1700万代も発売し日本以外の世界では3000万台以上を発売、全世界出荷台数は約5000万台と考えられないほどの台数の販売に成功した機械と言えるでしょう。

 

今の子供たちはおそらく知らないでしょうが、20代後半の人たちか30代の方々なら触ったこともあるでしょうし、使ったこともあると思います。

 

大手ソフトメーカーの取り込みにも大成功し、競合ゲーム機だったPCエンジンとメガドライブを超える規模のシェアを獲得することに成功、瞬く間に大ブームとなっていまだに「スーパーファミコンが一番楽しいゲーム機だった」と考えている人たちがいるようになったのです。

 

日本国内でもあの大人気キャラクターである「マリオ」が登場する「スーパーマリオカート」や「スーパーマリオワールド」等が350万本以上売れたので、どれだけ人気だったのかが解ると言えるのではないでしょうか。当時の人気歌手のCDですら、これだけの本数を売ることはできなかったと思います。

 

■実は発売には黒い噂があった

 

そんな大ヒットを記録したスーパーファミコンですが、発売当初にはちょっとしたいざこざがあり、その当時の状況を覚えているおじさんたちも多いと思います。それはひたすら、発売日を延期しまくったという話です。しかも、もう少しで出ると散々噂を流して最終的には2年くらい待つことになります。

 

この背景には色々と黒い噂があります。もちろん噂の範疇なので実話かどうかはわかりません。しかし、ファミコンVSメガドライブという機械対決が当時は勃発しており、多くの方がメガドライブに流れていこうとしていたので、その流れを強引に引き留めるために噂を流したという話がありました。

 

本当に噂の範疇ですが、当時はいつ発売するのかわからない状態がずっと続いていたので覚えている人も多いと思います。SNSといったものも発達していなかったので、現代でやろうとしたら大炎上する可能性もあったでしょう。与太話ではありますが、こんな裏のお話を知っているおじさんもそこそこいると思います。

 

何故なら、どうしてあんなに発売日がずれ込んだのかを子供ながらに気になって、大人になってインターネットが発達したことで情報収集をしている人が大量にいるからです。その人たちがこれらの噂を拡散したので、知っている人は意外にたくさんいます。

 

■あの頃はよかったと思う人は多く

 

現代のゲーム機は高性能になりすぎたせいで、開発費が当時よりもはるかに高く採算が取れない状態が続いていると言われております。そのため、もっと簡単に作れるスマホやiPhoneのアプリ開発に心血を注ぐようになって日本ゲーム業界は暗いという声すら出ているのです。どの業界も暗い話ばかりですので、明るい材料が少しでもほしいものです。