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アクセス解析に使える!ウェブ専門家がヒートマップ「PT engine」を利用するわけ

皆さん、こんにちは。

有料アクセス解析ツールの中で多くのウェブアナリストに利用されているツールがあることをご存知ですか?

それは「ヒートマップ」というツールです。

ヒートマップとはどのようなものかと言うと、
データを可視化するために、行列型の数字データの強弱を色で視覚化するというツールです。
WEB解析において、数字のデータでは発見できない課題でも、ヒートマップなら最も見られている(あるいはクリックされている)場所は色が濃く表示されて、あまり見られていない場所は色が薄く表示されるために、WEBページとヒートマップを照らし合わせれば、誰でもユーザー心理を把握する事が容易にできてしまうという優れものツールなのです。

ウェブ専門家の多くに愛用されているヒートマップ「PT engine」の特徴やメリットなどについてご紹介したいと思います。

◆ヒートマップ「PT engine」とは

①:リンク以外”のクリックorタップした箇所も分かる「クリックヒートマップ」も採用しています

ウェブサイト上にあるテキストリンクや画像リンクのクリック数は、Google Analyticsをはじめとする多くのアクセス解析ツールで計測できますよね。逆に、”リンク以外の部分”について、どこをどのぐらいクリックをしているのか、スマホであればどれぐらい指でタップされているか、が計測できるツールはなかなかありません。

そこで、このPt engineはリンクの有無に関係なく、クリックもしくはタップした画面の箇所=座標データを取得集計をして、ヒートマップ状でレポートしてくれるのです。

②:スクロールデータからユーザーの視線を可視化することができる「アテンションヒートマップ」を採用

スクロール率は「到達率」とも言い換えることができ、その”エリア”がどの程度きちんと見られていたか、
という程度を表すものではありません。

このアテンションヒートマップというツールは、そのエリアが画面に表示されていた時間のデータを取得集計をして、ヒートマップ状にレポートすることができます。

スマホだと画像が小さい為にタップしてアップしているため、必然的に閲覧時間が長くなるのに対して、PCは最初からそこそこ大きく表示されているので、ちょろっと見てすぐに下へスクロールという動きをする人が多いようです。
これらのユーザーの動きもこのヒートマップであれば細かく分析することができます。

③:1ページ目しか閲覧しないユーザーや最終閲覧ページのページ滞在時間なども分かる

ほとんどのアクセス解析ツールでは、ユーザーがページを閲覧している時間=ページ滞在時間として計測できますが、場合によって計測できないケースもあります。

それは「1ページしか閲覧しなかった」場合と、「最後に閲覧したページ」の滞在時間のことです。
理由は計測方法にあって、
ページの滞在時間は「そのページの閲覧開始時間-次のページの閲覧開始時間」で計測、算出しています。
従って「次のページを閲覧した」というデータがないとだせません。 
Pt engineであればこれらのデータについても計測することが可能になるのです。
通常では算出できないこのようなデータも隅々まで分析をして改善策を考えることができるという訳です。