キュレーションサイトの運営で稼ぐ!特徴と仕組みについて

皆さん、こんにちは。

スマートフォンが普及している現在では、情報の入手経路にも変化がでてきました。

新聞・テレビ・雑誌・ラジオなどから情報を入手していた昔と比べ、現在ではSNSなどと同様にキュレーションサイトやアプリなどを通じて興味関心のある情報をカンタンに入手できるようになりました。
キュレーションアプリの代表格「グノシー」もテレビCMで宣伝をしていますよね。

今日皆さんが行くお店、スポット、愛用している美容品、買ったお菓子などもキュレーションサイトでオススメされていたものかもしれません。

「キュレーションサイトって最近やたらとよく聞くけど、運営側はどうやって稼いでいるの?」
「オウンドメディア、コンテンツマーケティングとどう違うの?」

今回はそんな素朴な疑問について考察していきたいと思います。

まず、キュレーションサイトとはいったい何なのか?

キュレーションとは

あるテーマに基づいた情報を選定し、それらの情報を分かりやすくまとめたものを読み手に公開するというインターネット用語の1つです。美術館や展覧会などの企画運営をするキュレーターから生まれた言葉でもあります。美術館を運営するキュレーターのように1つの方向性に沿ったコンテンツをまとめて管理するサイトをキュレーションサイトと言います。

代表的なキュレーションサイト

グノシー


 

 

NAVERまとめ

 


MERY

「グノシー」や「NEVERまとめ」のような総合ニュース情報キュレーションサイトもあれば、「MERY」のような女性向けの情報キュレーションサイトもあります。他には男性向け、生活系、グルメ計、趣味系、経済系など種類は多岐にわたります。

オウンドメディアとの違いについて

"情報が定期的に配信"されるという点では、自社サイトから情報発信を行いファンや売り上げを獲得していくオウンドメディアとあまり変わらないんじゃないの?

と思われがちですがこれらの性質は根本的なところから違います。

オウンドメディア・・・
企業や個人が自身の知識やノウハウを発信していくサイト
目的:自社のブランディングや商品やサービスの売上アップ

キュレーションメディア・・・
様々なメディアを通じて得た情報をまとめたサイト(簡単に言うと「まとめサイト」)
目的:メインは広告収入

また、オウンドメディアはコンテンツ(記事)を独自の視点から作成していく必要があるのに対して、キュレーションメディアは既に存在する情報をまとめユーザーに分かりやすく伝えていくというものなので、手間や時間はキュレーションサイトの方がかからないことが多いようです。

キュレーション運営での稼ぎ方

キュレーションサイトの多くは登録会員制にしており、会員によって更新された記事が一定のアクセス数になるとそのユーザーに対して奨励金を付与するという仕組みを設けています。このため、アクセス数を稼ぎたい多数の会員が優良まとめサイトの更新にいそしむことになります。
それにより、世間一般に認知度が拡大したキュレーションサイトでは更新記事の中にスポンサー記事やアフィリエイト記事、アドセンスなどを表示させることで広告収入を得ることができます。

このようなキュレーションサイトを作って運営したい場合には、会員システムを導入したウェブサイトを構築する必要があるため、ある程度のITリテラシーを持つことが要求されます。

ただ、システムの構築やサイト制作については現在低コストで委託できる会社も増えておりますので積極的に活用していきたいところですね。