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ゲームのストーリーは見ない人が増えている?

アニメ・映画・小説といった娯楽は見ることによって楽しみが得られるものとなっており、ストーリーも必ず見ることとなっております。しかし、ゲームの場合は求められるものがことなることがしばしばあり、ストーリーを一切興味ないといってみない人が一定層いるのです。そして、この考え方が増えつつあると言われております。

 

■昔から議論にはなっていた

 

コンピューターゲームにストーリー性は必要なのか、という議論は実はファミリーコンピューターが普及し始めた時からずっと議論されていたことで、この議論には決着がついておりません。いわゆるブロック崩しやオセロと、そして将棋やチェスにストーリーはいらず、あくまでそれらを楽しみに実行しているのだから不要と感じている方が多くいるのです。

 

しかし、日本では大作という家庭用ゲームが大量に生まれて、中には多感な時期である青少年のころにそのストーリーを見ることで、一生忘れない作品に巡り合えたと感じている方がいるのも事実なのです。

 

それでも、ストーリー性のないゲームで売れているものもあるのが事実です。その筆頭が「マインクラフト」でしょう。これは一部の学校では創造性を手に入れられるということで授業の中に取り入れているところすらあると言われているものですが、ストーリー性はまったくありません。

 

■ゲーム性かストーリー性かどちらを主とするか

 

議論となったとしても、その議論が収束することは無いのがゲーム性を求めているのかストーリー性を求めているのかが人によって異なるので、その人次第で意見が分かれるからでしょう。初めからストーリー性を求めている方はどのようなムービーでもしっかり見るでしょうし、字面だってきっちり追ってくれます。

 

しかし、ゲーム性を求めている方はストーリーはどうでもよくひたすらスキップ機能を多用してストーリーを飛ばしてしまうものなのです。

 

ただし、後者の方々でもストーリーに気になる部分や魅かれる部分があったのならストーリーをチェックするという人はたくさんいます。つまらないと感じてしまったら問答無用で飛ばすでしょうが。

 

このスマートフォンやiPhoneが当たり前となった今、アプリとなっているゲームが大量に存在しており、それらのゲームはストーリーが大抵つきものとなっています。しかし、ストーリー性を一切求めていないでちょっとした暇つぶしでプレイしている方々にとっては、不要なものと思われてしまいます。そのため、ムービーやストーリースキップ機能が無いと「スキップ機能が無い!」とクレームが入るのです。

 

「ストーリーはつまらなかったけど、ゲーム性が楽しかったから続けている」、「ゲーム性はひどいけどストーリーが面白いから続けている」というプレイヤーがどのようなゲームでも必ず存在してはいますが、前者の方々にとっては物語というのは飾りでしかなく飛ばされてしまう邪魔物扱いされてしまうのは納得できる部分もあるのではないでしょうか。