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世にも珍しい資格、ビール編

■ちょっと話題の日本ビール検定!

 

ビール離れが進んでいると言われておりますが、それでも日本人はビールが大好きな人が多くいまだに多くの方が飲み続けております。そんな人たちにとって興味が惹かれてしまうのがこの「日本ビール検定」です。雲煙しているのはビール会社最大手の「サッポロビール」なので、かなり信用度の高いものと言えるのではないでしょうか。

 

この試験はドイツ大使館からも応援メッセージをもらうほど気合が入った試験で、発足された時から一部ネット界隈やビール好きな方々の間では話題となっておりました。

 

試験は1級から3級に別れており、難易度はもちろん1級のほうが高くなっております。難易度的には3級でビールの楽しみ方を広めたいと考えている方向けとなっており、2級になると歴史や文化についても詳しく語ることができるいわゆる通レベルな知識が必要となってきます。1級までいくとビール文化を発信できるレベルの完全な上級者扱いなので相当難易度は高いと言えるでしょう。

 

ちなみに、合格者数などのデータも出されているのでそちらを確認すると、3級だと受験者数1205人で合格者数は1012人、84%の人が合格していることが分かります。2級になると一気に合格率が低下して約30%にまで落ち込みます。1級になるとさすがの難易度のようで合格率は4.7%と一桁になっております。3級の合格率の高さを見ると門徒は広いと考えることができるでしょう。

 

合格者には合格認定名刺や合格認定カードを有料ですが特典としてもらうことができるようになるので、自分が合格者である証を見せつけることができると言えるでしょう。

 

■ビール検定はまた別!

 

名前も非常に似ていますが、「日本ビール検定」と「ビール検定」は別の資格です。こちらはビア&スピリッツアドバイザー協会(BSA)が運営している資格で、別物となっているのです。試飲はすることが無い資格となっているのでビアアドバイザーとは扱いが異なると言われております。

 

こちらも1級から3級の3段階で別れており、3級なら「ビールの基礎知識、周辺知識のみならず、特徴、魅力を理解し第三者に伝えられる者」という扱いですが、1級では「ビールのあらゆることに精通し、後世へ適切に継承発展を行える者」と扱いが非常に大きなものとなっております。

 

出題分野を確認するとビールの歴史や文化、造り方を語る上での製造方法や原料の知識、未成年者飲酒や飲酒運転の危険性を伝えるためのモラルやマナーといった知識、お酒の楽しみ方や料理の相性を伝える知識、生産量や消費量、並びに海外事情はどうなっているのかといった雑学などかなり多岐にわたっているので、こちらの資格も2級以降はかなりの難易度となっていそうです。

 

■お酒の資格もある

 

ビールに対する資格だけでも2つも大きなものがありましたが、これに他のお酒関係の資格を加えるとすごい量となります。日本酒検定・きき酒師・泡盛マイスター・日本酒学講師・ワインエキスパート・焼酎検定等々様々な資格がありますので、自分が大好きな飲み物に対しての知識を深めてみてはいかがでしょうか。