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子供の習い事にはスポーツが良い理由

子供に対して、何か習い事をさせたいと思う親御さんはたくさんいます。子供自身に何か希望があれば別ですが、そういうわけでもない場合は何を習わせようか迷います。習い事自体させない方が良いのではないか、という意見もありますが、特に男の子の場合はスポーツを習わせると良い効果がたくさん望めます。
理由としては、小さい頃からスポーツを経験しておくと基礎体力が向上します。そして、授業で運動をすることにも抵抗感がなくなります。スポーツというのはチャレンジの繰り返しです。失敗を重ねて、結果的に成功に導かれるものなので忍耐力が強くなり、体育の授業が始まった時も比較的苦手意識を持ちにくくなります。
また、基礎体力の向上としては、風邪をひきにくくなったり心肺機能が強くなります。筋肉の発達が豊かになるので、骨格がしっかりとしてきます。そうした体作りが自然とできていると幼少期を越えて大人になってからも怪我をしにくい体になっています。
また、スポーツというのは個人種目もありますが、団体で行うことが多いです。もしくは、チームメイトがいて、それぞれ応援しながら、という場合です。スポーツの良さというのはそれぞれが切磋琢磨しお互いを成長させるだけではなく、チームメイトが失敗したとしても責めずに励ます優しさやお互いを思いやり、行動できる能力を養うことができます。
こうした心の部分は親御さんだけとの関わり合いではなかなか教えにくい反面、人として重要な部分をしっかりと身につけることができます。
さらに、人との関わり方を知っていると成長していくごとに初対面の人とも気軽に接することができます。そのため、非常に明るい性格になりやすく、友達が自然とたくさんできる傾向にあります。
また、スポーツには必ず監督がいるので、礼儀をしっかりと教え込まれます。上下関係も厳しい場合があるので、先輩への態度などもしっかりしています。そのため、学校生活でも教師や先輩に対しては礼儀正しく接することができますし、同級生や後輩には優しく頼れる先輩になることができます。

ただ、基本的にスポーツには怪我がつきものですし、最初のうちは失敗も多く子供自身がくじけてしまいそうになります。そのような時には親御さんがしっかりとサポートをしてあげてください。
また、どのような分野だったとしても子供自身の向き不向きも当然存在するので、どうしても嫌だとか向いてないと思うのであれば無理をして続けさせるのは逆効果なので、避けるようにしてください。
何事も楽しみながら学ぶことが最も子供の気持ちを豊かにし、吸収しやすくさせる秘訣なので、サポートをしつつも見守る優しさ、時には軌道修正してあげることも親御さんの役割だと理解するようにしてください。
子供の成長は親の成長、という言葉があるようにお互いが成長するために習い事選びというのはとても重要なポイントです。