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実録!人間100時間以上残業をするとどうなるのか

サービス残業について色々と騒がれるようになってかなりの期間が経ちましたが、サービス残業も無くなりませんし、長時間労働も基本的に無くなることはありません。そこで、今回は実際に100時間以上残業をしたことがある人間から、どのような状況になったのかを記載します。

 

■残業時間の計算は下記の通り

 

人によって残業の具合は変わってくるでしょうが、筆者の場合は平日は18時以降が残業という扱いになりだいたい23時までは毎日働いていました。そこで、5時間残業となるのですが、休日も土日のどちらかは必ず出ていたので、5時間×平日20日+休日出勤という計算となってだいたい毎月120~150時間程度の残業をしていました。

 

もちろん、30時間以上の残業代は出ないので100時間以上時間を浪費し続けたことになるのですが、その話は置いておきます。

 

■あらゆることに対する憎しみが沸く

 

筆者の場合はですが、とにかく破壊衝動が酷くなりますし、他人が憎くて仕方がない状態になりました。心のどこかで「なぜ筆者はこのような状況になってしまったのだろう?」と考える部分があり、その憤りを何かを破壊することや憎むことで発散したくなると推察しております。

 

本当に、全く関係ない人でも「あの人は幸せそう…」と考えてしまって何故か憎しみの心が出てきてしまったり、自動販売機で小銭が何故か何度も戻ってくるようになると思いっきりけりを入れたいほどの憎しみすら出てくるようになるのです。

 

■メールや電話が大っ嫌いになる

 

筆者の場合は電話でしょっちゅう呼び出されるような状況だったので、携帯電話を破壊したくなるようになります。電源オフにしたこともありますが、翌日にこっぴどく怒られるので1度やってやめました。

 

また、ミスが圧倒的に増え始めるのでメールも誤った人に送ってしまうようになりメールをうつことすら嫌いになりますし、文明の利器に対する怒りもわくようになります。

 

■SNSツールを一切使わなくなり、趣味も無くなる

 

人間はここまで追い込まれると、あらゆることをしたくなくなります。そのため、ラインやツイッター、ブログといったものも全部「面倒くさい」の一言で片づけられてしまうようになり、読書や映画鑑賞、そしてプラモづくりやちょっとした運動も全てが「面倒くさい」で終わってしまうようになるのです。

 

あらゆる行動が面倒に感じるようになってしまうので、異常なまでに無気力になります。ある意味植物人間のような状態に近かったのではないでしょうか。そばで見ていた家族は不気味に思っていたはずです。

 

■人間が壊れます

 

無理な残業が続いてストレスや疲労が重なりすぎると人間は壊れます。筆者の場合は破壊衝動に筆者自身が含まれていたので、自傷行為もたまに行うことがありました。これが続くと最悪の場合自殺となってしまうのでしょう。このような職場に追い込まれた方は、「死ぬよりはまし」と考えて今すぐに退職してください。