Home>エンタメ>漫画の発行部数はいったいどうなっているのか
エンタメ

漫画の発行部数はいったいどうなっているのか

スマートフォンでも気軽に漫画が見られる時代に突入したことから、漫画は売れなくなってしまったと言われるようになりましたが、それならば歴代の発行部数はいったいどうなっているのでしょうか。最近のものはランクインしているのでしょうか。確認していきましょう。

■大人気はやっぱり…

1位はおそらく皆さんも予想通りでしょうが、「ワンピース」となっております。その数はなんと3億4千万部だそうです。はっきり言って恐ろしい数と言えるでしょう。週刊少年ジャンプにおいて常に先頭に位置するだけはあると言えます。世界観やストーリーも非常に練り込まれて作られているので、老若男女を問わず大人気となっているのが理由なのではないでしょうか。海外でも6千万部ほど売れているという情報もありますので、プラスすると4億になります。桁違いと言えるでしょう。

2位が意外かもしれませんが「ゴルゴ13」だそうです。今の若い人たちは読んだことが無いのかもしれませんが、渋い魅力があり歴史問題や地域問題にも掘り下げて書かれておりファンを離さないのでしょう。発行部数は2億とこちらもなかなかの化け物ぶりです。

3位が大人から子供まで大人気の「ドラゴンボール」です。海外でも圧倒的な人気があるのでいまだに熱烈なファンがいる作品となっております。国内ではだいたい1億6千万部とのことですが、海外の売り上げを入れると一気に膨れ上がるでしょう。

これ以降の順位は、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「名探偵コナン」「NARUTO -ナルト-」と続きます。すべて有名な作品なので、読んだことが無いという方でも名前くらいはきいたことがあるのではないでしょうか。

■歴代発行部数にランクインしているのは有名なものばかり

歴代発行部数でランキングを見てみると、有名どころがずらっと並ぶので、たとえ内容を知らなかったという人でも、名前は聞いたことがあるものが一気に並びます。「北斗の拳」「SLAM DUNK」「美味しんぼ」なども間違いなく聞いたことがある作品と言えるでしょう。

古いものであったとしても復刻版としてリメイクされたり、映画やドラマになることもしばしばあるので、過去の有名な作品は色あせることは無いのだと思われます。

実際にこれらの漫画は多感な子供に大きな影響を与えるものです。「○○のようになりたい」とか「漫画を読んで○○というスポーツが好きになった」と感じる子供はたくさんいるものなのです。それらの影響は決して侮れるものではなく、一人の子供の将来を決定づけることだってあります。

特に多いのがスポーツ漫画の影響でしょう。「キャプテン翼」を読むことでプロサッカー選手を目指した人もたくさんいますし、「SLAM DUNK」を読むことでバスケットとはどのようなスポーツなのかを理解してバスケットをやってみたいという考えを持った人もたくさんいるものなのです。

今現在もスポーツ漫画は数多く誕生し、漫画本として売れ続けているので、それらの影響を受けてスポーツを始める子供たちも増え続けると思われます。