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第二外国語は選び方がわからない!

大抵の大学の授業では第二外国語を履修する必要があり、それが必須に登録されていることも多々あります。しかし、英語にはよく触れている人でもそれ以外の言葉となると使ったことはほとんどないので選び方もわからないという人も多いと思います。そこで、今回は第二外国語をどのように選べばよいのか、実際に選んだことがある方々からの意見も交えて紹介します。

 

■アンケート結果からも統一性がない

 

英語は学ぶべき言葉という認識は日本人ならほとんど方が理解しておりますが、第二外国語となると選び方もわからないので選択の仕方もあやふやとなっております。実際に、どのようにして決めたのかをアンケートなどで集めた結果も統一性がありません。

 

最も多かった答えは「その言語に興味があった」という意見ですが、それ以外はほぼ同率で「親や先輩に

勧められた」とか「なんとなくで選んだ」とか「簡単そうに見えた」とか「将来の仕事に役に立つかもしれない」といった最初から100%決めていたわけではなく、ふんわりとした気持ちで選んでいるのです。

 

このように、アンケート結果でもはっきりとした決め方が存在していないことが分かっており、選ぶ側もいろいろと迷いながら決めていることも見えてきます。

 

言語に興味があったという人たちも、「ドイツサッカーが好きだからドイツ語にした」とか「映画で中国語を使うものをよく見るので興味があった」という趣味が影響している人も多くいます。ある程度興味があったという人たちは、その強化を自主的に選んでいる部類には入るので成績的にも良い結果となっている人も多いと言われております。

 

逆に、成績的にもよろしくない結果になるのが「親や先輩に勧められた」とか「なんとなく」とか「簡単そうだった」という理由で選んだ方々です。

 

■主体性が無い状態で第二外国語を選ぶのは危険

 

自分で選んだ科目というのは自分でやりたいという意志があって選ぶものなので、やる気が多少は違います。他の人に勧められた科目はやる気が無くなってしまってなかなか集中できず、単位を落としてしまう人がしばしばいるようです。

 

最初から決め打ちしてしまうのは、視野の狭さに繋がり選択肢を少なくしてしまうと危惧している人もいますが、やる気がない科目を選ぶ方が筆者は危険だと思っております。特に、第二外国語が必須な学校も多いので、必須な科目を興味対象外のものとしてしまって落としてしまうのは危険です。最悪の場合留年します。

 

留年はリスクが大きすぎるので、選ぶときの基準はやる気が持てるくらい興味があるものとなるでしょう。先輩や知り合いに勧められたという理由なら情報共有も簡単ですが、やってみてから肌に合わないと気が付いても遅いので、主体性を持った行動をしたほうが良いと思われます。

 

第二外国語で人気があるのは中国語・ドイツ語・フランス語なので、受講している人数で選ぶのもOKですが、まずは軽く言語に触れてみて、興味が惹かれる言葉は何なのかを履修選択前に把握しておくことが重要だと思います。