ニキビができた時に必ず言われる言葉が「しぼったら跡ができるから駄目」というものでした。しかし、最近ではしぼっても問題ないという意見もあるため、何を信じたらよいのかわからない状況になっているのです。結局、ニキビは潰していいのか、駄目なのか、調べていきましょう。
■潰してよいという意見も確かにある
いろんな意見がネット上に存在し、その中には「ニキビを潰すのは基本的にNG」というものもあれば、「初期段階なら方法さえ間違えなければ問題ない」という意見もあります。
潰しても問題ないという方々の意見をまとめると、初期段階なら問題なしと説明しており、そこからさらに意見を集約すると、彼らの言う初期段階とは「白ニキビ」と「黒ニキビ」のことを意味しているようです。
白ニキビは硬くなった角質や厚くなった角質が原因で皮脂が毛穴から出られなくなって溜まってしまった状態なので、初期段階ということになりますし、黒ニキビは毛穴の出口の皮脂が酸化した状態なので、そこまで悪化した状況ではありません。
ちなみに、悪化の状況は白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ→黄ニキビ→紫ニキビとなっているので、最初の2段階目までならば潰しても問題ないということになります。赤ニキビまでいってしまうとアクネ菌の増殖が始まっているので、跡が残る可能性は高いと言われており、ここまでくると絶対に潰してはいけないという意見が一気に増えます。
■潰して良い派閥のやり方について
潰しても良いという意見を出している方々はやり方についても提唱してくれています。いくつか方法はありますが、大きく分けて二つといっていいでしょう。一つは「面皰圧子」という特殊な道具を使う方法です。これは百貨店なんかで300円くらいで購入できるので、ニキビが気になる人は購入してみるといいでしょう。
もう一つの方法が針や爪楊枝を使って中心の表面を刺すという方法です。これは家にあるものだけでも整えることができそうなので、今すぐ試したいという方はこちらを選ぶといいかもしれません。
まず、お風呂に入って芯を出しやすい状況にして洗顔を行い肌を綺麗にしてください。そのあとに面皰圧子を使って芯を出すか、爪楊枝を使って穴を開けましょう。爪楊枝を使う場合は刺すのは表面だけにして奥まで刺さないようにしてください。無理やり奥の膿を出そうとすると周りの組織を傷つける可能性があるので危険です。
その後は、空いた穴を直接触らないようにして、ニキビ用の化粧水やアルコールで消毒してあげましょう。ニキビを潰した後に直接手で触ってしまうとそこから細菌が入って状況が悪化することもあります野江、しっかりとケアする意識を持ちましょう。
赤ニキビの治療方法も針を刺すやり方などがあるようですが、個人的にはお勧めできませんので、別のケア方法を実践したほうがいいでしょう。
しかし、ベストなのはニキビができない環境を整えることなので、潰す回数はできる限り少なくなるように動いてください。