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結局湯シャンはベストな洗い方なのか

芸能人のタモリさんや福山雅治さんが実行していることから一気に流行した湯シャンですが、地肌に良いということで一気に流行りました。しかし、流行ったのはいいものの弊害が出てしまって挫折した人が大量にいたのも事実です。そこで、今回はそんな湯シャンの扱いがどうなっているのかを見ていきたいと思います。

 

■そもそも湯シャンとはなんなのか

 

湯シャンとはシャンプーやトリートメントは使わないで水やお湯だけを使って髪の毛の汚れと皮脂を落とす新たな髪の毛の洗い方となっております。もともとはアメリカで話題となってものであり、界面活性剤は頭皮や髪の毛に大きなダメージを与えているからそれらの成分が入っているシャンプーやトリートメントを使うこと自体が間違っているという発想からきています。

 

実際に話題となった成分はラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムといったもので、これらは泡立ちが非常に良く髪を洗った満足感も簡単に得ることができることからよく使われているものだったのですが、必要な皮脂や水分まで洗い流すことがあると言われており、危険であると訴えられるようになったのです。

 

確かに刺激の強いシャンプーを使いすぎると、皮膚が弱い方々なら高確率で頭皮トラブルを引き起こしてしまうので、このような考え方が出るのも理解できますし、シャンプーを使うことで頭皮環境が悪化してしまった方は使わないで済むのなら使いたくない代物と言えるのではないでしょうか。

 

■洗いすぎによって頭皮環境が悪化した人は多く

 

頭の匂いを気にする日本人は非常に多く、その臭いを除去するためにも必死に頭を洗っている方はたくさんいます。しかし、洗いすぎによって頭皮環境が悪化してしまった方も当然たくさんいてシャンプーやトリートメントを使いたくないと考える人が増えるのも納得できます。

 

そのような方にとってまさに湯シャンは天啓ともいえる言葉だったので、広まるのは時間の問題でした。頭皮への刺激が一気に少なくなり、一部の人達には皮脂や保湿成分がきちんと残るようになることで、皮脂分泌に使われていた栄養が髪に供給される率が向上して頭皮環境が活発になる人もいるのです。

 

しかし、髪の毛の埃や汚れが残りやすく、人によっては匂いが著しく悪化することがあるので、そのことから不安に感じてしまい途中で辞めてしまう人もたくさんいます。これは、頭皮環境が劣悪だった人の場合デトックス効果として毒素が出始めているので仕方のないものと言われてはいますが、心配な人もたくさんいるのではないでしょうか。

 

■合う人はよさそうだけど、何とも言えない

 

はっきり言ってしまうと人それぞれなところが強すぎるので、100%だめとか100%使えるものとは言えない代物となっております。実際に実行された人たちの意見では1週間程度はべたつきが増したりフケが大量に出るようになってしまったという方もいたのですべての人たちに推奨できるものではないと思います。個人的には試してみて、どこまで匂いと痒みが悪化するのかで続けるのかどうかを判断するのがベストと感じました。