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職場を決めるための考え方、休日編

就職活動における考え方は人それぞれだと思います。そのため優先度も人によって大きく異なり、自分が過酷な環境だと思っていたとしても、他の人からは恵まれていると思われることもあるでしょう。そこで、今回は職場選びの考え方の一つとして休日について一緒に考えていきたいと思います。

 

■休みの数は会社によって大きく違う

 

社会人になると学生の頃とは違い考え方が大きく異なってくることがあります。その一つがこの休日に対する考え方です。最初のうちは熱意というものを持って仕事に挑んだとしても、その熱意はずっと持ち続けることはできません、人によっては熱意が冷めるよりも先に体が悲鳴を上げることもあるでしょう。そんな時に大切になるのが休日です。

 

筆者も昔はサラリーマンとして色々と転々としながら働き続けていましたが、土日出勤は当たり前で残業代は一定数時間までしか出ないという職場で働いたこともあります。その職場は30時間以上の残業代は一切でない会社でしたが土日出勤が多く100時間以上の残業は当たり前でした(多い時は150時間はいきました)。しばらく働き続けましたが、身体を壊したので辞めてしまいましたけどね。

 

このような過酷な労働状況になってしまうと休日は本当に貴重になってきます。残業の有無によって平日のつらさも変わってくるでしょうが、毎日5時間程度の残業が当たり前のような職場では確実に休める日があるというのは本当に大事に思ってくるのです。

 

しかし、この休日の数は会社によって大きく異なり、多い会社は1年で130日も休めて有給も10日以上もらえて残すと怒られるというところもありますが、少ないところは90日くらいしかなく有給は絶対に使えないというところもあります。

 

■好きな仕事なら休みが少なくても大丈夫なのか

 

自分が好きなことを仕事にしたいと考えている人にとっては休日なんか不要であると言えるかもしれません。しかし、趣味に生きている人にとっては休日は少しでも多いほうが良いのではないでしょうか。

 

仕事選びの優先度としてはおそらくそこまで高くはない休日の数ですが、働き始めて本格的に忙しくなってから後悔することが多いので、職場選びには必ず休日数というのもチェックするようにしてください。場合によっては面接のときに「有休はとれますか?」と聞くのもありですよ。

 

筆者の場合は、有休がとれるのかどうかを確認することなく、転職してしまい地獄を見ることになったので、聞けるうちに聞いたほうが後悔することはありません。聞かないで損をするぐらいなら聞いて損をすることを選んでください。

 

■仕事が趣味な人はそこまで気にしなくてもよい?

 

自分が行っている仕事が確実に趣味の延長線上にあるという方は仕事をすることがおそらく苦しいとは感じないと思います。しかし、肉体労働がかなりある仕事や人との接触がかなり多い仕事の場合は、休日をしっかり確保することが何よりも重要になるのです。精神的なストレスや肉体的なストレスが溜まりすぎると大変なことになるので、休日数もしっかりチェックするようにしてください。