肌トラブルの原因となるのが生活習慣や食生活ですが、逆に一部の食品を有効的に摂取することで肌荒れが改善することもあると言われているのです。今回は、取り上げられることの多い肌荒れ対策食品を紹介します。
■ニキビや吹き出物で有効と言われる食品について
ニキビに有効な成分としてよく取り上げられているのはビタミン群です。例えばビタミンCなどは皮脂の過剰分泌を抑える力があるため、ニキビができにくくなると言われておりますし、脂質の代謝を促すビタミンB2やビタミンB6も推奨されることが多い栄養素となっております。
そのため、ニキビ対策でよく推奨される食べ物はアーモンド・卵類・牛乳・魚類・レモン・いちご等が取り上げられます。ビタミンB群は吹き出物ができやすい肌にも有効と言われておりますし、ビタミンAは乾燥肌が酷い人に良く推奨されます。
これらの意見をまとめると柑橘類・海産物・大豆食品・緑黄色野菜・乳製品などは肌に対して効果がある食べ物と言えるでしょう。飲み物の場合はハト麦茶・グリーンスムージー・アセロラドリンク等が良いとされているのです。
■あまり食べないほうが良い食品について
肌荒れが酷い方は控えたほうが良い食品も良く紹介されております。その中でも多くの方々に避けたほうが良いと言われているのが、塩分が多い食品・食品添加物が多い食品・油分が多い食品・糖分が多い食品・冷たすぎる食品といったところでしょう。
塩分が多すぎることで内臓に負担がかかるようになり、ニキビが出やすい状況になってしまいますし、塩分が多いことで体の中の塩分濃度が高くなってしまうので、むくみも多発しやすくなります。できる限り塩分が多い食事は控えましょう。
食品添加物が多い食事は体への悪影響を深めます。そのことで肌荒れに繋がることもありますし、もっと別の病気を引き起こす原因にもなりかねませんので、食品添加物が少ない食事をするようにしてください。
また、油分が多い食事は毛穴から出る皮脂分泌量に影響します。そのため、油分が多すぎる食事を続けると、どうしてもニキビができやすくなるのです。血液もドロドロになりやすくなるので最終的には別の病気を引き起こす可能性もあります。
糖分が多すぎると体内で分解するために大量のビタミンB群が消費されてしまうので、ビタミンという栄養素が使われすぎてしまって、ニキビケア能力を発揮できなくなってしまいます。結果的に肌荒れが発生しやすくなるので、過度な糖分摂取は避けましょう。適切な量なら問題ないと言われておりますが、肌荒れが酷い方は一日の糖分摂取量を顧みてください。
最後に、冷たすぎる食品についてですが、冷たすぎるものを摂取すると内臓が冷えることで全身が冷え込みます。こうなると結構も悪くなるので老廃物除去も難しくなり悪影響をもたらすようになってしまうのです。水を飲む場合でも可能なら常温に戻してから摂取するようにしてください。
