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脅威!リスティング広告で恐れられる「不正クリック」の存在と撃退法

皆さん、こんにちは。

「あれ?今日はやけに同じキーワードのクリック数が異様に増えてるな。。
でもって、全然問い合わせや購入がないのはどういうこと?」

このようなことを経験された方がいるかもしれません。

それ、ひょっとすると「不正クリック」のターゲットにされているかもしれませんよ。

ここではリスティング広告でたまに聞く「不正クリック」とは何か、またその撃退法についてご紹介したいと思います。

◆不正クリックとは何か

御社がリスティング広告を出しているとします。表示している広告に対して故意に何度もクリックを行って、広告主に不当な広告費を払わせることを言います。
競合他社や悪徳業者などが行っていたという事例が多く存在するようです。

不当クリックをされてしまうとどんなデメリットがある?

・不当に広告費が跳ね上がってしまう
・1日で予算を設定していた場合、朝一で不当クリックをされてしまうことによってその日の予算を使い果たされてしまい、本来本当に必要としているはずのユーザーまで届かなくなってしまう
・Adsenseアカウントが削除されてしまう可能性がある

◆不正クリックの種類とは?

①人為的な操作によるクリック(故意かどうかはわからない)

・ダブルクリック→ダブルクリックをすることで2回カウントになる
・画面読み込み中に再度クリック→クリックをすることで2回カウントになる
・1つのパソコンからブラウザを複数開いて同時にクリック
・クリックしたら戻って、またクリックの繰り返し

②ロボット等悪意なシステムを使った不正クリック
複雑なプログラムを用いてインターネット上のリスティング広告を無条件にクリックしたのと同じような扱いをさせるという悪質なプログラムが存在するようです。
これを利用する場合も不正クリックの原因となります。

◆このような不正クリックに対するGoogleAdwardsの対応は?

近年ではシステムの向上化によってGoogleAdWords側ではこのような不正クリックの大半を見抜く事ができるようになっており、クリック扱いにならない場合がほとんどとなっています。
無効クリック扱いになれば、広告費用が発生することもありません。

また、万が一費用が発生してしまったとしても、のちに返金されることもあるようです。

また、GoogleAdWordsからの連絡がなかった場合でも、担当者レベルで「これは無効なクリックがあるんじゃないの?」と思うことが合った場合は、無効なクリックがあったかどうかを調査依頼することもできるようになっています。
Googleクリック調査のリクエスト

※Yahooでも不正クリック対策はなされているようです。

◆不正クリックを防止してくれる便利なツールも存在しています

X−log

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ユニークユーザー識別機能を利用して、故意に何度も何度もクリックしてくる不正クリック人物を見つけ対処してくれます。
また、不正クリックを判別し、その費用分の払い戻しを請求するためのレポートを作成してくれる機能もついている頼もしいツールです。
費用は月額9800円〜とのこと。

現在では、他にも様々な不正クリック対策ツールが出ているようです。

まとめ

以上いかがでしたでしょうか?
まず、不正クリックという存在について知っているのと知らないのとでは対策のタイミングに差が出ます。
今あなたの知らないうちに、競合他社が朝一出勤してきて早速あなたの広告をポチポチしているかもしれないのですから。