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野球とサッカーの給料差は何なのか?

サッカーでも世界的なスーパースターになった場合は、大きな額を稼ぐことができるでしょうが、日本という国に限定した場合、億万長者というものは野球選手から排出されるものでサッカー選手からはほとんど排出されません。そこで、今回はこの給料格差について考えていきたいと思います。

 

■やっぱり試合数の違いが大きすぎる

 

給料の差というのはそのスポーツがどれだけ稼げているのかの表れであると言われております。この収入というのはどこからきているのかというと観客動員数・グッズ売り上げ・テレビ放映権料・スポンサー収入・広告料といったものになります。このすべてにおいて重要な要素となっているのが、「試合数」です。

 

野球は年間で140試合以上こなし、クライマックスシリーズや日本シリーズ、そしてオープン戦といったものを加えた場合は160試合を超えるチームもあるでしょう。それに対してサッカーは年間を通してリーグ戦以外を加味しても多くて50試合程度となってしまいます。

 

今ではサッカーでも素晴らしいスタジアムができているので一回の試合で多くの方がみられる環境が整いつつありますが、それでも、試合数で3倍以上の開きがあると観客動員数でも3倍の差がついてしまうことになるのです。こうなってしまうとチケット収入でも大きな差が出てくるので選手に払える給料にも大きな差が付くことになります。

 

また、試合数の多さというのはテレビに対する露出の多さやスタジアムに来た人たちの見る回数に直結するようになるので、スポンサーを見られる回数というのが野球のほうがサッカーよりも圧倒的に多いのです。そのことからも、スポンサーの集まりも野球のほうが良いでしょうし、様々な企業が応援しやすい環境と言えるのでしょう。

 

これらの全てが試合数にあるとは言えませんが、3倍もの開きがあることでメディアや人への露出度が格段に違うというのはやはり大きなこととなっているのでしょう。

 

■日本限定でお金持ちになりたいのならやっぱり野球選手

 

もちろん、海外でサッカーのスーパースターになったのなら話は変わってきますし、日本の野球選手よりも稼げるようになるのは間違いないでしょう。実際に、サッカーの一握りのスーパースターは考えられないほどの金額を稼いでいるので、そのことを知っている人も多いともいます。野球でもメジャーのスターになればビックリするほど稼げるようになりますが…

 

しかし、このような試合数から考える企業に対するメリットやチケット収入を理解すると、どうしても日本国内ではサッカーが野球よりも給料面で上に立てる日は来ないと考えられてしまいます。非常に強力なスポンサーがそれぞれのサッカークラブにつけば話は別でしょうが、現実的にはありえないでしょう。

 

■野球はやっぱり夢のあるスポーツ

 

人の価値を示す値にはいろんなものがありますが、その中でもわかりやすいのが給料です。その給料はやっぱりスポーツ選手の中では野球選手が格段に高いものであり、その座を譲ることは当分ないと言えるでしょう。おそらくここ50年間は変わらないと思います。