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離婚には準備が必要

「離婚をする!」と決断してもちょっと待って下さい。熟慮の末の決断ならば、離婚を止めるつもりはありません。しかし、考えなければならないのは「生活が一変する」ということです。 今まで一緒に住んでいた場合に、即別居ができるのでしょうか?離婚を切り出した以上相手の出方が読めません。気まずい雰囲気の中、同じ屋根の下で生活を送れますか?子どもがいる場合は、学校など対応も異なってきますね。 それでは、離婚するにあたって、さまざまな問題を想定して準備を整えていきましょう。 ① 住居の問題 賃貸住宅ならば大きな問題になりませんが、戸建てやマンションを購入した場合は簡単には行きません。住宅はまさに「不動産」ですね。 ローンを組んで購入した場合は、両者で借金の分割も話し合う必要があります。 経済力があれば負担になりませんがいかがでしょうか?新しい住居と住宅ローンの残高の二重苦です。無理の少ない新生活の計画を立てておきましょう。  次に新居ですが、離婚即別居ならば予め契約をしなければなりません。新たな気持ちになれる良い機会です。事前に準備をしていきたいですね。住宅問題の目途が立つまでは離婚を思い留まってはいかがでしょうか。 ② 子どもの問題 義務教育の子どもがいる場合は、学校を変えたくないですね。今までの住居にどちらが住むのか?又は両者ともに別の新居に引っ越すのか?子どもを養育する親が決めるのが良いでしょう。離婚後に同じ町内に住むのも気が引けますよね。それと、子どもの気持ちの整理がつくまでに、親以上に時間もかかると思います。ここは、しっかり時間をかけて話し合った方が良いですね。子どもの前で両親の不仲を見せ続けるより、新たな生活の方が子どもにとっても良い環境と思います。 ③ 両親の問題 「相手の両親は血筋でないからどうでもいい!」と考えない方がいいですね。今まで両親とのトラブルが無く、憎み合っているのでなければしっかり説明したほうが良いです。なぜなら、子ども達にとっては、かけがえのない祖父母なんですから。それに、当初はあなた方の結婚も喜んでくれませんでしたか?それなら、今後も良好でなくても関係性を持っておいた方がいいですね。嫌いな相手はパートナーだけに絞った方が得策です。相手や自分の両親には、時間をかけてしっかり説明して味方になってもらいましょう。 さて、「離婚には準備が必要」について説明してきましたがいかがでしたか?怒りに任せて離婚するも、年々積み重なって離婚するも、準備は行ってからが得策です。 しかし、準備どころではない場合があります。それはDVが原因の離婚です。この場合の離婚は、待った無しで飛び出した方がいいですね。もしくは住む場所だけ確保して出るべきと考えます。それでも、子どもがいる場合は置いて行かないで一緒に逃げてあげましょう。役立つか解りませんが、行政も相談窓口として活用してください。