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6カ月以降の赤ちゃんにおすすめの絵本

6カ月頃の赤ちゃんは自分でできることがとても増えてくる時期です。寝返り、お座り、つかまり立ちをする子も。この時期になってくるとスキンシップをとることに対して、赤ちゃんは以前に増して大きく反応してくれるようになります。なので、絵本を使ってスキンシップをとる時間は赤ちゃんにとって幸せな時間です。

「くっついた 作・絵:三浦太郎 出版社:こぐま社」という絵本はスキンシップをとるのにおすすめの絵本です。最初は「きんぎょさんときんぎょさんが」から始まり、ページをめくると「くっついた」という文字と共にきんぎょさんが2匹くっつく絵が描かれています。最後にはあかあさんとわたし、おとうさんもくっつく絵が描かれているので、家族で読むのも楽しいですね。

〇8カ月頃からのおすすめの絵本
この頃になると、前に進んだり後ろに進んだりと、ずりばいやはいはいができるようになってきます。同時に感情表現が豊かになるころでもあるのです。
行動範囲が一気に広がるため、何でも手に取ってみたり、それをなめてみたりします。赤ちゃんにとっては初めて見るものばかりなので、色々な方法で何かを確かめているのです。
絵本も同じように自分でめくることができたり、描いてある絵に興味を今まで以上にもったり、絵本そのものに大変興味をもちます。

◆はらぺこあおむし 作・絵:エリック・カール 出版社:偕成社
この絵本に出てくるはらぺこあおむしは、見かけたことがある人も多いと思います。この絵本は世界的に人気のある絵本です。内容は、小さな青虫が蝶に成長するまでを描いたものです。
赤ちゃんにとってカラフルな絵はとても興味がわきます。また絵本に小さな穴が空いていてそこが気になる赤ちゃんもたくさん。その穴をさわってみたり、指を入れてみたり、絵本を聞くだけではなく、自分で触れて楽しめる絵本です。

〇1歳からのおすすめ絵本
1歳になるとつかまり立ち、歩き出す子も増えてきます。歩けるようになったら、今までの世界とはがらっと変わります。何にでも興味をもち、興味をもったものは口に入れてみるだけでなく、投げてみたり、物同士をカチカチしてみたり、目が離せなくなってきます。こんな時期にはももんちゃんシリーズがおすすめです。

◆どんどこももんちゃん 作:とよたかずひこ 出版社:童心社
ももんちゃんというピンクのかわいいこがどんどこどんどこ急いであるところへ向かっていくお話です。橋を渡ったり、斜面の山を登ったり、とにかく急いで向かっていく姿は自分と照らし合わせてみる子も多くいます。リズムもよく、絵の色使いもとてもやさしくかわいいので気に入ること間違いなしです。このももんちゃんはシリーズとしてたくさん出版されています。

◆こりゃまてまて 作:中脇初枝 絵:酒井駒子 出版社:福音館書店
歩き始めたばかりでまだまだよちよち歩きの子がお散歩中に色々なお友達に出会います。ちょうちょを追いかけては逃げられたり、日常でも全くいっほのことが起こり得る内容の絵本なので、歩き出した子には楽しめる絵本です。
絵本をとおしてコミュニケーションをとる、スキンシップをとるということは心の成長を促すことにもつながります。また、絵本のページをめくる前のどきどき感は想像力や知的好奇心が育ちます。絵本の読み聞かせの効果は多くあるので、絵本の時間を大切にしてほしいと思います。