- ＦＸで大失敗した例
ＦＸを始めて数年経った頃、トレードで1,000万円ものお金を失った事があります。当時ＦＸにも慣れて、損益もあまりない状態で動いていました。 そこで欲が出て1回のレバレッジの金額を大きくしました。今はあの時自分の能力を過信していたと気付きました。そんな時リーマンショックが起き、3ヶ月で 1ドル役17円もの暴落。今思えば途方もない金額なのですが、いつか戻るはず！とポジションを維持しました。それどころかここで一儲けできるのではないか と、現実逃避からやってはいけないナンピンまでしました。しかし上がるはずもなく、強制ロスカット寸前で損切りをする事に。この1回で1,000万以上損 失してしまいました。そしてこのような取引の仕方はＦＸで大損する人の典型的なパターンだと後に知りました。
- ＦＸで失敗しないための心得
そもそも人間の心理はＦＸで損をしやすく出来ています。しかし、失敗しないための心得を知るだけで、これを回避できるかもしれません。
トレード前に損切りを決める
本格的にトレードを始める前に、損切りルールを決める必要があります。慣れるまでは数百円単位の損益ぐらいの小さなポジションで練習しましょう。その際に決めたルールを徹底する事を覚えましょう
期待できるトレードルールを考える
長期的な目で見て大きな利益が出せるトレードルールを考えましょう。最初は数百円の損益しかないポジションでも、100回以上はトレードし地道に作 りあげましょう。トレードルールが期待値以上かは、ある数字を3つ見る事で分かります。これはバルサラの破産確率といい、毎日確認する事で利益を生めるよ うになります。
勝率：勝トレード数÷総トレード数
損益率：平均利益（pips）÷平均損失（pips）
プロフィットファクター：総利益÷総損失
この確率を使うと数年先の自分を想像しやすくなり、ＦＸを楽しむ事ができます。しかし期待値の高いトレードルールを作るためには、楽な手法を探したり、数回のやり取りで諦めてはいけません。トレードの責任は全て自分自身です。謙虚に学ぶ姿勢が大切です。
ＦＸの正しい知識を手に入れる
そしてＦＸは正しい知識を知る事が重要です。ＦＸを行う上で正しい知識は必要不可欠なのです。基本的なＦＸの仕組みから、チャートパターンの種類や 戦略などのテクニカル分析の力、世界情勢から為替レートにどのような影響があるかまで、知っておくべきなのです。ＦＸを甘く見ずに常に努力を続けてくださ い。
- まとめ
ＦＸは真剣に取り組まなければ、勝てるものではありません。小さな失敗はあってもよいですが、自分自身を過信し大きな損をする事がないようにしてほ しいです。志を高く持ち努力を続ければ、トレード成績は上がっていきます。小さな努力を繰り返せば、高みに登れるはずです。どんな事にも下積みや努力なく して成功はありえないのです。
