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看護師として仕事と家庭を両立できる職場に出会えたきっかけ

今回は看護専門学校卒業後、正看護師として看護師歴20年。大学附属病院や市立病院、老人ホーム、介護施設など様々な経験のある看護師の方の声を聞いてみました。

  1. 看護師になり初めての転職

専門学校卒業後、大学附属病院に就職。奨学金返済期間の2年後に次の転職先を探していました。そこで思い浮かんだのが、公務員です。以前自治体でい くつか内定を頂いていましたが、看護学校に進学したため諦めていました。看護師の仕事に誇りもあるが、公務員の夢を諦めた事が引っかかっていました。しか し市立病院は看護師も公務員だと気付きました。そこで私は実家近くの市立病院に応募しました。そこは高校生までいた地元の病院で、同じマンションにこの病 院の看護師さん達が数人住んでいました。小学生の時体調を崩した私を部屋で看病してくれた事もあります。私には縁のある病院で、感度は自分が恩返ししたい と思い、初めての転職をしました。

  1. ライフスタイルに伴う転職

その後市立病院に転職し1年後に結婚しました。挙式の少し前に主人が、義理の母の本を読んで欲しいと手渡されました。義母は看護業界では有名な方で した。すでに亡くなってはいましたが、看護師の大先輩との縁を感じた瞬間でした。そして次の年に長男、2年後に長女を出産。市立病院では産休・育休に、働 きやすい部署への移動など恵まれた環境で保育園もあり子育てをしながら働けました。10年もの間慌ただしい子育てをこなせたのも、ワーキングマザーへのサ ポートが充実していたからだと思います。しかしリーダーや教育担当を任されるとなると話は変わります。主任試験を受けるよう勧められた時、やり切れる自信 は私にはありませんでした。その折長男が小学校に上がったのをきっかけに、今まで看護師の第一線で働いてきた働き方の見直しを考え、ゆとりのある職場を探 していたところ医療系の老人ホームを見つけました。収入面、勤務時間ともに問題ない条件でした。市立病院に方達が引き留めてくれたのですが、心からの感謝 とお詫びをし10年間の勤務を終えました。