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SEO対策にはh1タグが大切?

HTMLには6つのタグがあって、その中でも特にh1タグは大切だと言われている。h1タグとはヘッディングタグとも見出しタグとも呼ばれているものの1つである。SEO対策に奮闘中の方の中には、タグの種類が分かりづらいと思われる方もおいでかと思うので、このヘッディングタグについて詳しくご説明してみたいと思う。

◆ヘッディングタグ◆

ヘッディングタグのことを理解するために、まずHTMLとタグの関係を改めておさらいしてみよう。

・HTML

Hypertext Markup  Language(ハイパーテキスト マークアップ ランゲージ)はWEBサイトを制作する上で使われるドキュメントで、システムに文字を変換するための原稿のようなもの。

・タグ

HTML上で使われるプログラミングコードで、コンテンツをどのような文字でサイトのページに表すのかを指示するもの。例えば太文字で大きくとか、これは小さい文字でとかをシステムに伝える為に使われる。

・ヘッディングタグ

HTMLでは6つの文字の大きさを選ぶことができる。h1タグが一番大きな文字になり、一般的にはタイトルのサイズとして使われる。h2、h3、h4、h5、h6と番号が進むにつれて文字は小さくなっていく。

◆h1タグの効力◆

主にタイトル表記として使われるh1タグはメタタグと同様にユーザーにとって、非常に重要な役割を果たしている。ブログを運営している私の知人が、ある日驚きと喜びの声で私に教えてくれた話を参考にしていただければと思う。

その知人は、そこそこにユーザーの数も得ていて、こんなものだろうと思いながら毎日どこかしら訂正したり、更新したりを繰り返していたらしい。これまでは、ブログ名で検索すると3ページ目にかろうじて出現できていたものが、突然1ページ目にランクインすることができたということだ。
調べてみると、h1を変えたことが原因だったことがわかったそうだ。そして、似たような話を実際に他のブログ関係の人からも聞き、h1タグの効力というのを改めて認識したとのことだった。

◆なぜh1タグが大切なのか◆

SEO対策においては、その時々でトレンドとして注目される項目があり、その都度いろんな方法が試されてきているが、h1タグだけは以前から変わらずSEO対策の重要な要素として解釈されている。h1タグすなわちページのタイトルによってユーザーの受ける印象を大きく変ることが可能になるからだ。結局h1タグの内容は各ページの要約部分ともなり、そのページには何のことが書いてあるのかを簡潔に表す役割をするからである。

そのh1タグが簡潔で魅力的であればあるほど、ユーザーをそのページに引き留めることができる。逆に全く同じ内容の事が書いてあるとしてもh1タグで興味をそそれない場合は、ユーザーを別のサイトへと逃してしまうことになる。あ

◆特に1ページ目のh1タグは大切◆

1ページ目のh1タグで惹きつけられたユーザーは、間違いなく2ページ目に進むことが予想され、もし2ページ目でも同様にh1タグの効力が効いた場合は3ページ目、4ページ目とさらに長居してもらうことになるのだ。特に1ページ目のh1タグでいかにユーザーを引き留めるかが、競争相手に負けない大きな要素となり得るだろう。

なぜなら、あなたのサイトのオープニングである1ページ目でつまずいた場合には、そのユーザーはもう2度とあなたのサイトをクリックしないかもしれないからだ。だから、h1タグを見てもらうのは1度だけのチャンスとも言えるのだ。それに失敗すればもうこの次はないとの覚悟で、特に綿密な戦略が必要なのである。