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SEO対策は、なぜキーワード選びが重要なのか

◆SEO対策でどうすればいいのかわからない◆

売り上げを上げたくて、ここ最近は特にSEO対策のことも考えて、あれやこれやと頭をひねらせて工夫をしてみたが、思うように成果がでないと言う人は、もしかしたら、あなたのサイトのキーワードがユーザーの求めている軌道から逸れてしまっているのかもしれない。 そこで、SEO対策のキーワードについて詳しくご説明したい。

キーワード選びとは

キーワードはユーザーが検索する際に、あなたとユーザーを結びつける唯一の接点とも言える。そのサイトに興味のあるキーワードを見つけることは、ユーザーは自分の探しているものが、そこにあるのだと判断してくれる要素とも成り得るのだ。

だから、このキーワードの設定はSEO対策においては、最も重要なものの1つとして、最初に考える大切なステップだと主張する人も少なくはない。

◆ユーザーが検索する言葉は何だろう◆

検索はユーザーが文字を入力した時点から始まる。例えば本を購入する時には、「本屋」「本」「書店」「本 新刊」と色んな言葉を使うことができる。どの言葉をキーワードに入れることでその検索の上位に出現できるのだろうか。

検索結果の例→1ページ目に何が出てくるか

・本屋
1位 地域の書店、 2位 地域の書店、 3位 地域の書店、
(ブラウザーの履歴等により、住んでいる場所から近い書店が出てくる。)

・本
1位 アマゾン、 2位 アマゾン、 3位 楽天、
(本、新刊、古本、通販、豊富な品揃え、人気、売れ筋)

・書店
1位 地域の書店、 2位 紀伊国屋書店、 3位 紀伊国屋書店ウェブサイト
(本、住所、近所、全国店舗一覧、初上陸、送料無料)

・本 新刊
1位 アマゾン、 2位 紀伊国屋書店ウェブサイト、 3位 楽天、
(新刊、予約、注目、本屋大賞、料理、食卓、発売日)

以上のように、同じ本を探すとしても入力する言葉によって、こんなに大きな違いが出てしまうのである。また、キーワードの設定をすることで、対象外のユーザーを振り分ける機能を果たすことにもなっている。例えば本屋さんに行きたい人が本と調べるとオンラインの検索結果出てしまいミスマッチとなってしまう。そこで、本屋で調べるとオンラインであるアマゾン、楽天は1ページ目から姿を消してしまっている。

◆検索エンジンに収集してもらい上位にランキングする◆

主にGoogleに代表される検索エンジンはあなたのサイトを調べ、どんなキーワードが使われているか、コンテンツの内容等によって、上位・下位・却下などとランクをつけていく。キーワードのみがランク付けの判断になるとは言えないが、より興味をそそるキーワードまたは、好感の持てるキーワードを選ぶことによって、競争相手に差をつけることは可能となる。

先ほどのキーワードの検索結果の例を参考にしてみたい。例えば、「本」で検索した際には1ページ目に登場しなかった紀伊国屋書店ウェブサイトは、「本 新刊」で検索すると楽天を追い抜いて2位にランクインするのだ。

この紀伊国屋書店ウェブサイトには「注目の新刊」「本屋大賞」「料理」「店員が選んだ1番」という他では見られないキーワードが使われている。新刊を強調することや、身近なテーマである料理をキーワードとして取り入れることで、オンラインストアの帝王アマゾンに急接近することができたのだ。

これが、SEO対策にてキーワードが重視される理由である。

◆SEO対策のキーワードリサーチ◆

それぞれに独自のやり方でリサーチしてみてもいいだろうし、マーケティングリサーチツールを専門的に提供している企業もあり、オンラインで簡単に使えるのは便利である。専門的なツールを使用して、アルコリズムを検出することで、効率のいいキーワードを発見することができる。

キーワードで売り上げを大きく変える

性別や年代、時期やジャンル、最近の話題や急上昇の言葉、細かいものだと、デバイスや      時間帯による検索結果の集計も出すこともできる。そこに深く吟味されたオリジナルの言葉を1つ付け足すことによって、売り上げを大きく変える事もできるかもしれない。

そのキーワードで検索ランキングの1位を獲得することが、少なくとも数千万円規模でのビジネスになり得るのであれば、キーワード検索にどれだけ時間を費やしたとしても、無駄ではないと言えるだろう。