2018年もユーザーの支持を集めて衰えを知らないのがInstagramですが、2017年は『インスタ映え』という言葉が流行ったように、2018年も新たなSNSワードが登場しています。
それは『地味メシ』というワードです。
現在、Instagramユーザーが見ているワードの第2位にも選ばれているのがグルメで、その中でも唐揚げやカレーライスなど地味だけど美味いメシが非常に人気を集めています。
まるでインスタ映えの逆を行っているようなワードですが、なぜそこまで地味メシが注目されているのかをご紹介していきます。
地味メシは「インスタ映えのように無理していない」「レトロで可愛い」「素直に美味しそう」という評価が多く、ほとんどの人が好感が持てて親しみを感じていると考えられています。
そもそも、どうして地味メシが投稿され出したのか、という点ですが、大きな理由としてはあれだけ流行ったインスタ映えに便乗したくない、という天邪鬼精神からです。
周りがたくさんカラフルでおしゃれなカフェグルメをあげていく一方で「あえて」茶色が基本の地味な食事をあげるという流行りに乗りたくない心理の人達が多くなってきたためです。
また、最近では色合いは地味だけれど食べてみるととても美味しいというギャップのある投稿が楽しまれています。
そして、SNSを利用している若い世代の女性達の中で最近、レトロな昔ながらの居酒屋が人気になってきています。
そのため、こうした居酒屋メニューは地味メシと位置付けられて地味メシの投稿数が増えているという傾向もあります。
かと言って、地味メシはおしゃれじゃないのか、というわけではありません。そこはSNS特有の写真の写し方でだいぶ違ってきます。ちょっとした工夫次第でおしゃれに見えるのも地味メシの特徴だと言えます。
例えば、美味しそうに見せるためにお盆に乗せて写すと家庭らしさも表現できますし、まとまりのある写真が仕上がります。
また、食欲を刺激するみずみずしさも表現してみると良いです。方法はソースや煮汁などをたっぷりかけて艶を出すとまるで目の前に出されたような食欲をそそる写真ができます。
撮り方の工夫としては、誰かが食べている姿を写すというのも1つの手です。いわゆる、写真に動きを出す、というような意味合いです。
躍動感を感じることができ、美味しそうだなあという感情を見ている側に湧き起こしてくれるので、注目されやすいです。
このように、ほんのわずかな工夫で派手ではありませんが地味メシでもおしゃれにすることは可能です。
より良いSNSライフを送るためにも自分に無理をしないで、食べたいもの伝えたいものを表現していくことが何よりも大切です。
そもそものInstagramを使用する目的は写真を通して世界中の人と交流をすることなので、地味でも派手でも自分を飾らずに表現できる場所としてSNSを利用できるといいですね。
