広告の種類が多いからどれを選べばいいの?

適したインターネット広告は、獲得したい「ターゲット」や「目的」に合わせて選ぶことが重要です。

インターネット広告は、配信ターゲットを絞って出稿できるのが強みとなっています。
ですので、事業規模や広告予算に応じて最適な広告選ぶことが重要となります。

ターゲットとなるユーザーは大きく3つ「顕在層」「潜在層」「低関心層」に分類できます。
関心・興味度合いに比例してコンバージョンを獲得するのが難しくなります。

インターネット広告には様々な種類があるので、それぞれの特徴をおさえて目的に適した広告を選定することが重要になります。「顕在層」「潜在層」「低関心層」の内どのターゲットを狙うべきかを事業規模や目的に合わせて検討し、最適なインターネット広告の手法を選びましょう。

インターネット広告は少額から出稿できるものが多く、費用対効果も測定しやすいため、はじめての広告出稿にも最適なツールです。広告代理店を通せば、今回紹介した以外にも様々な広告を紹介してもらえますので、インターネット広告の導入を検討する場合は一度相談してみることをおすすめします。事業目標達成のためにインターネット広告を有効活用して、コンバージョン数を伸ばしましょう。

それぞれの広告の目的
顕在層向けのインターネット広告
代表的な広告がリスティング広告です。

リスティング広告とは、Yahoo!やGoogleの検索エンジンでキーワードを検索した際に、検索結果に表示される広告の事です。
リスティング広告はユーザーが検索したキーワードに関連して広告が掲載されるため、興味関心をもったユーザーに広告を掲載することが可能になります。

出稿期間や出稿時の予算もすべて広告主が決定でき「クリック単価制」という、クリックされないと費用が発生しない広告の為、無駄なコストを掛けずにできます。

手軽で気軽に始められ、顕在層が顧客になる確度も高い広告です。

次にリマーケティング広告です。

リマーケティング広告はサイトに来訪したものの、商品の購入まで至らなかったユーザーに配信することが可能な広告です。
サイトに来たけども何かしらの理由で離脱したユーザーであるため、顧客になる確率が高いと想定されます。
リマーケティング広告はリスティング広告と併用して利用されることが多く、リスティング広告で顧客になる見込みが高いユーザーを誘導し、顧客にならなかったユーザーをその後リマーケティングで刈り取る戦略が取られているのです。

潜在層向けのインターネット広告
次に潜在層向けのインターネット広告についてです。

一番多く使われているのがDSP広告というものです。

広告枠を開放しているブログやサイト内にバナー広告を出稿するものです。

ネットユーザーはネット利用時間の97%は検索以外の画面を見ているため、ネットユーザーに広く接触するという点でとても重要な広告です。
ただサイト内に広告を出すというだけではなく、出稿サイトのカテゴリを選び、特定の内容に対して興味関心を持ったユーザーのみ配信することができるため、「人と場所」によって広告を出し分けることが可能なのです。

次にFacebook広告です。

現在全世界で2億人以上に使われているFacebookに広告を掲載することが可能です。

SNS特有の拡散性や、スマートフォンと相性が良い特性もあるため、スマートフォンでのサイトアクセスが多い場所にはとてもに有効的なのです。

低関心層向けのインターネット広告
一番多く使われているのが純広告というものです。

純広告とはWebサイトの広告枠を一定期間買い取るという広告掲載方式です。
期間で広告枠を買い取るので、広告表示やクリックによる課金は一切発生しません。

様々な媒体で広告枠を期間指定で販売を行っていますが、商品・サービス自体の認知がなく、
関心がないユーザーを狙う目的であれば、ページビューが多く、多くの人が集まるサイトに広告出稿すると良いです。

次に動画広告です。

Youtube などの動画プラットフォームに動画広告を配信する手法です。
動画であるため関連手法バナーなどに比べて商品理解が進みやすい上、ターゲティング設定と広告効果のレポーティングができ、費用対効果も計測することが可能です。

テレビCMのような効果を実現でき、テレビCMの苦手な部分であった効果検証も行い、さらに広告掲載の開始・停止もすぐに行えることが可能なとても魅力的な広告です。

動画広告を見るか見ないかはユーザーが選択出来るため、押し付ける広告ではないことも魅力の1つです。

まとめ

インターネット広告には様々な種類があるので、それぞれの特徴をおさえて、目的に適した広告を選らぶことがとても重要になります。
「顕在層」「潜在層」「低関心層」の内、どのターゲットを狙うべきかを事業規模や目的に合わせて検討し、
最適なインターネット広告の手法を選定すると良いです。

広告は少額から出稿できるものが多く、費用対効果も測定しやすい為、はじめての広告出稿にも最適なツールです。
事業目標達成のためにインターネット広告を有効活用して、コンバージョン数を伸ばしていきましょう。