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WEB制作/2018最新情報

WEB制作というのはどんどん進化をしていますが、それでもやはり人の手でしっかりと作りこんで行くというスタイルにほとんど変化はありませんでした。
しかし、2018年にWEB制作が自動化できるという画期的な学習プログラムが公開されました。この自動化できる部分はWEB制作の中でも機械に任せるのは非常に難しいと考えられてきたコーディング作業です。

コーディング作業というのはデザイン制作が完了した後の作業のことで、完了したデザインをもとにHTMLやCSSなどのマークアップ言語と呼ばれるもので見出しをつけたり、リンク設定をしたり、文字の大きさや色などを決めて制作したデザインをきちんとWEBページとして見える形にする作業のことをさします。
基本的にHTMLやCSSの仕様に沿って形成していく作業でルールが決まっており、サイトやホームページ作成をするにあたってなくてはならない作業です。
このコーディング作業は今まで人の手で作業をする必要がありましたが、最新情報によると深層学習プログラムが公開され、そのプログラムを使用すると画像からHTMLコードを自動生成してくれるというものです。
このプログラムが実用化されていくとデザインデータをニューラルネットワークに与えるだけでコーディングが完了してしまうという作業時間の大幅な短縮に繋がります。もともと、コーディング作業は見て、考え、HTMLタグに落とし込むという作業なので機械が行うには無理があると考えられてきていましたが、画像認識をすることによって特徴を抽出し時系列情報の処理をしてタグ並びの予測をさせるという方法を使えば機械でもできてしまう作業になります。

このように、業務レベルでAIの機能が進んでいます。
実際に人の手でしかできない部分もありますが、ある程度のことを機械が行ってくれていれば、その分人の手で行う作業に集中することができます。そうなると質の良い作業を行うことができるので、結果的に良質なサイトやホームページを作り上げることができます。
コーディング作業のように複雑に見えて単純な作業をしっかりと機械が行ってくれるようになったら、人は集中すべきもの、機械に任せても良いものの選別を自然と行うようにならなくてはいけません。
こうした作業の変化というのは、効率の良さや手軽さに加え、人に考える能力やより質の高い作業効率を生んでくれるものになるので、メリットデメリットは当然存在しますが、基本的には我々人の暮らしを豊かなものにしてくれて、なおかつ生産性すら向上させてくれるので、採用すべきプログラムです。

また、こうしたWEB制作を機械に任せることによって、デザインやページの質を考える時間を確保することに繋がるので、しっかりとユーザーに共感を得られるようなものを考えることに繋がります。そして、結果的にユーザーの支持を得ることに繋がるのでメリットは多いです。