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web制作会社のデザイン力は?

依頼をする際、web制作会社は本当にデザイン力があるのかどうか気になります。
web制作を主としているので、当然デザイン力は高いです。
しかし、本来の意味でデザイン力というのは、『ユーザーが求めているデザインなのか』という部分に重点を置いているかどうかです。
ただおしゃれで可愛いだけでは、効果の出るサイトには仕上がりません。
多くの人が、デザイン力というのはおしゃれなデザインを作ることができるweb制作会社というイメージを抱いていますが、そう思うと失敗します。

現実的に、おしゃれでもなく古臭いサイトは問題があるかもしれません。
見る側が楽しいとかタメになるといったような、発見のないサイトじゃなくてはならないからです。デザイン的に古かったり、かっこ悪いと思われると読む気になれないのは当たり前です。
しかし、そこまでおしゃれじゃなかったとしても、月間のPV数がかなり多いサイトもたくさんあります。表面上のおしゃれさだけでユーザーから見られるわけではありません。
おしゃれであることを求められているサイトであれば別ですが、基本的にはサイトの機能性が重要だったりあします。
デザイン力、という言葉はユーザー力とも通じています。

ならば、どこを見ると良いのかというと、web制作会社の実績です。
その際に過去作品はとにかくたくさん見るようにしてください。
過去作品がユーザー視点に立っているかどうかの判断材料になります。
デザインが通り一遍等のものだったり、いつも似たようなデザインを作っているのであれば、あまり良いweb制作会社とは言えません。

デザイン、というのは見た目だけではなく、SEOの視点からも作り上げていかなくてはいけません。実際どのようなものがあるの?というと、検索エンジンに好かれやすいデザインというものが存在しています。
それは、トップページで大事なメッセージ、ナビゲーションの説明がしっかりされているのかという『ユーザーが迷子にならない』ためのデザインをすることです。
SEOに強いweb制作会社は自然とこうしたデザインを作り上げることができます。

このユーザーが使いにくいと感じるかどうかは、クリエイターから提出されるデザインカンプと呼ばれる完成イメージ図だけではわからないことが多いです。
デザインカンプの段階ではとても綺麗に仕上がっていたとしても、実際に使用してみると使いにくかったということはよくある話です。
企業は自分達が慣れ親しんだ会社なので、デザインカンプからある程度のことは予測できます。しかし、ユーザーはそういうわけにはいきません。
さらに、デザインは素晴らしいけれど容量が多く、処理に時間がかかってユーザーにストレスをかけることもあります。
やはり、ユーザーの使いやすさ、わかりやすさ、といった配慮がきちんとできるweb制作会社を選ぶことがポイントです。

デザイン力は、デザイン性だけで判断するべきではなく、各web制作会社によって違うため、比べる必要があります。