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エンタメ

スターウォーズは黒澤明氏の影響が大きい

日本の映画や漫画に影響を受けている世界規模の有名人というのは実はたくさんいるのですが、その中には今では知らない人はいなくなったスターウォーズの制作者であるジョージ・ルーカスにも当てはまるのです。今回は黒澤映画とスターウォーズの関係性について解説します。

■シリーズ初期作品から大きな影響が出ていることが分かる

シリーズ一作目となるエピソード4ですが、実はこの映画は黒澤明監督が作られた「隠し砦の三悪人」の影響を強く受けていることが分かります。むしろ、この黒澤映画を見た後にスターウォーズエピソード4を見ると、ラストシーンやストーリー展開に既視感を覚えることでしょう。

両方を見たことがある人たちからは、一部のキャラクターもそっくりであるとすら言われてしまうと思います。今では世界規模で有名になっているR2-D2やC-3POといったドロイドですがこの2体も「隠し砦の三悪人」に出てくる二人の登場人物がモデルとなっているのです。

それ以外にも侍をジェダイに見立て、侍の鎧をダースベーダーやストーム・トルーパーに見立て、「7人の侍」の島田勘兵衛をヨーダに見立てたとも言われており、どれだけ大きな影響を与えているのかがよく分かります。

■羅生門の影響は非常に大きく

黒澤明監督が世界で名前を有名なものとしたのは戦後初の時代劇となった映画の「羅生門」です。この映画が公開された当時は日本ではいまいちな評価だったと言われておりますが、ヴェネツィア国際映画祭でグランプリを受賞しており、世界規模では高評価となっているのです。ここで黒澤明監督の名前が世界中に広まりました。

この広まりによって日本の一部の映画も世界中で放送されるようになり、当時若かったジョージ・ルーカスもこの影響を非常に受けることとなるのです。大学時代のジョージ・ルーカスは「地獄の黙示録」等の有名作品を作成したジョン・ミリアスに7人の侍を紹介してもらい、そこから黒澤映画にはまったと言われております。

実際にどれだけ影響を受けているのかはいろんなエピソードが残っており、スターウォーズ好きなら色々と情報を知っていることでしょう。特に俳優として三船敏郎氏を雇うつもりだったのですが、すべての作品を断ってしまい登場することは無かったというエピソードはあまりにも有名です。

もし、俳優としての出演OKが出ていたのなら、ダースベーダー役として登場して登場していた可能性があったと言われておりますし、師匠のオビワン・ケノービ役として登場していたかもしれません。

現代においてもスターウォーズ人気は衰えることなく、世界規模で大ヒットする作品となっておりますが、その作品に日本の巨匠が関わっているという事実は多くの方に知っていただきたい事柄となっております。

■スペースオペラの発想はなかなか出ない

日本映画の影響を受けたというのはなんだか誇らしいことと言えそうですが、日本の映画業界においてスペースオペラ作品はなかなか登場しないのではないでしょうか。日本からもあのレベルの映画が登場することを一日本人として期待したいと思いますが、実際には難しいのでしょう。