皆さん、こんにちは。
「ウェブサイトを初めて持ったと同時にインターネット広告を出し始めた」
「つい最近ウェブサイトのリニューアルをしたので広告の成果をみてみたい」
など、
ウェブサイト運営や広告出稿をする上で習慣づけて行っておきたいことはサイトの「改善測定」であるということは、以前にもお伝えしたことだと思います。
WEBサイトで成果を出すために必ず知っておきたい【改善測定】について
改善測定と言われてまず思い浮かぶことは「アクセス解析」といっても過言ではないでしょう。しかし、余すことなく様々な要素から正確に計測を行いたいならアクセス解析だけでは不十分です。
そのような時、アクセス解析と同様に重要となってくるのが「広告効果測定」なのです。
そもそも「アクセス解析」と「広告効果測定」ってどんな違いがあるの？
広告効果測定ではどんなことができるの？
「本気でサイトの効果を測定していきたい！」という気合満々な方のために、
今回はそのような疑問についてお答えしていきたいと思います。
◆まずは、そもそも「アクセス解析」と「広告効果測定」ってどんな違いがあるの？
インターネット広告の中にはリマーケティング広告など、クリックしてすぐに成果がでない広告も存在します。
ウェブサイトに訪問してから30分以内に何等かコンバージョン（お申し込みや会員登録などの成果）があるのは全体の約50％に過ぎないといわれています。インターネット広告はというのは残りの50％は1ヶ月内外の長いスパンの中で効果が出る場合が多いのです。
つまり最低でも1ヶ月程度の長い期間にわたって効果を計測しなければ、本当に改善測定をしたということにはならないのです。
しかし、アクセス解析ツールではウェブサイトの訪問数などを瞬間的に計測することはできても、長期間にわたり継続的な追跡を行って、成果を集計することが難しいといえます。
◆広告効果測定ではどんなことができるの？
それでは、広告効果測定ではどのようなことができるのでしょう？3つのポイントに絞って考えてみたいと思います。
① データが正確である
前述の通り、インターネット広告の中にはクリックしてすぐに成果がでないものもあります。
以下が訪問からコンバージョンまでのタイムラグです。
30分以内・・・約50％
30分以内～1日以内・・・約20％
1～12日以内・・・約15％
12日～1ヶ月以内・・・約10％
1ヶ月以上・・・5％
参考：【Rimm-Kaufman Group調査レポート】
上記データを見てわかる通り、全体を通して成果検証をしたいなら1ヶ月のスパンを見ていくことが必要となります。
② リアルタイムでの検証ができる
従来のアクセス解析ツールを用いた改善測定の場合、解析結果をもとに翌日以降ページを修正するなどといった使い方がなされてきました。
しかしながら、広告効果を最大限に活用したいなら実際にそれでは遅いのです。
リアルタイムで広告成果をモニタリングし、計測結果をもとに直ちに次の施策に反映していく必要があります。成果を計測しすぐに問題点を把握、改善していくスピードがこのウェブ業界では不可欠な要素といえます。
③ 多岐にわたる分析機能を備えている
アクセス解析ツールの場合、サイトのアクセス数を計測することはできます。しかしながら、サイト運営者並びに広告担当者にとって重要なのは、その計測数をもとに次にどのようなアクションを起こすべきかという点です。
それには閲覧数などアクセス解析データだけでは不十分であり、
・クリック数
・クリック単価
・コンバージョン率
・獲得単価
など成果に直結する生の数字を解析してえられた何等かの判断を可能にするデータが必要です。
以上の3点が「広告効果測定」にできるポイントです。
最後に、おすすめの広告効果測定ツールについて少しご紹介したいと思います。
株式会社ビービットが提供する広告効果測定ツールで、アトリビューション分析を得意としています。媒体別、バナークリエイティブ別など様々な軸で効果を把握することが可能です。
株式会社ロックオンが提供する広告効果測定ツールです。10年以上にわたってあらゆるデータを蓄積してきた実績やどんな規模のサイトまで幅広く活用されている信頼のあるツールです。
株式会社オプトが提供する広告効果測定ツール。スマートフォンサイトなどの解析にも対応していてより直感的な操作で簡単に利用することができるインターフェイルを採用しています。
費用についても比較的低価格なので、徹底的に測定したいなら導入してみることをオススメいたします。
アクセス解析と同様広告効果測定ツールを使ってより効果的な改善測定をおこなっていきましょう。
