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あなどれない!看護師の非常勤で得られる経験とは

引き続き看護師、ケアマネージャー、第一種消化器内視鏡技師の資格を持つ、正看護師歴9年のBさんの転職経験についてお伝えします。

  1. 非常勤看護師という働き方

人材紹介会社から紹介していただき、最初に採用されたのはクリニックと訪問看護。クリニックは週末だけの非常勤。訪問看護はグループホームの訪問、 健康管理を行う仕事で週1回2時間の勤務でした。体を慣らしながら無理なくできると思っていましたが、時間調整が厳しく長くは続けられませんでした。その 後は別のクリニックで土曜のみの勤務を現在も続けています。それに続き昨年から保健指導の仕事も行っています。保健指導は企業を訪問し、健康診断の結果を 元に社員に指導する委託業務です。できる時に引き受け社員との連絡も自分で取っています。面談は1時間程で後は自宅で書類作成ができるので、時間調整がし やすく月4件程担当しています。その他にも自宅への訪問看護や空き時間にできる単発の仕事もしています。この数年に非常勤で様々な仕事を行いました。一つ の職場で長く勤める事も看護師にとっては大切ですが、時短勤務とはいえ長く続ければ責任や仕事量も増えます。人手不足の部署は子供の急な予定にも簡単に対 応できません。託児所完備の所もあるものの、職場に迷惑をかけてしまうため退職を選択する方もいます。このような状況に子育てと仕事の両立に自問自答する ようになりました。そして今は学びの時期と考え、様々な働き方を経験しこれから先へ繋げていという結論に至りました。

  1. 看護師として幅広い経験を積んでいく

クリニック、訪問看護、保健指導のお仕事は、今まで経験した事のない職種でした。看護師として個人事業主になり、保健指導を行う仕事がある事も知る ことができました。また単発でもスポーツ大会などに医療スタッフとして参加する仕事もあり、このような場にも看護師が必要とされている事に驚きました。看 護師の働き方は幅広く、今の時期は経験を積んでいこうと考えています。そして復職して感じたのは、看護現場は即戦力が求められているということ。訪問看護 などは基本一人でお宅訪問、健康管理などまで全て行っています。知識と経験が必須で気軽な気持ちでは務まりません。ブランクがあっても基礎は忘れないも の、現在非常勤で働けているのは経験があるからだと感じています。しかし医療現場の進化は目覚ましく、日々の勉強も欠かせません。子供の手が離れるまであ と少し、今の私の精一杯で働き、次の目標に向う。そうやって少しずつ前に進んでいこうと今は考えています。