学生時代が終わりに近づくと就職活動を本格的に開始することになると思います。しかし、人によってはどのようなところに就職したらいいのかが全く決まっていない人もいるのではないでしょうか。そこで、今回は就職する会社選びでいきなり詰まっている方々に向けてお話します。
■子供のころから夢がありそれに向かって進んでいるのは全員ではない
子供のころからの夢やあこがれというのはある程度はあると思います。それはサッカー選手になりたいとかお医者さんになりたいといった漠然としたものです。しかし、その夢に向けてずっと努力し続けている人はほんの一部ではないでしょうか。
努力してスポーツで一流になることを望んだ人でもプロの壁に敗れて他の道を進むようになったり、怪我で引退せざるをえなかったりと道半ばで折れてしまった人だっているでしょう。
しかし、これらの夢やあこがれというものに対して他人事のように冷めた目で見続けるような人は昔と比べて増えていると言われております。「どうせそのようになることはできない」とか「夢は見るものであってかなえられるものではない」と最初からあきらめてしまった人も少なからずいるのです。
幼いころから自動車をつくりたいと決めてずっと努力をし続けて車いじりが趣味になっている方は、自動車関連の仕事につくことを目指すでしょう。お医者さんを目指して医大に入った方も同じく医者への道を進み続けると思います。しかし、そうではなくちょっとは賢い部類に入る人間だったから一応は大学に入ったものの、此れと言ってやりたいことも浮かばないしニートになるのは嫌だから就職をしないといけないといった方も必ずいます。
■マイナスから考えてみるのはどうだろうか
専門学校や大学を卒業間近に控えた方は就職先を決めるために色々と働く場所を模索していくことになると思います。しかし、本格的にやりたいことが無いという方はまずどのような会社に進めばいいのかすら、迷ってしまうのではないでしょうか。例えば営業職なら何でもよいという方はものすごい選択肢があるでしょうし、事務仕事なら何でもよいという方も選択肢が多すぎておそらくパンクしてしまいます。
そのため、何をしたいのかが浮かばない人たちは、逆に何をしたくないのかを考えてみてはいかがでしょうか。例えば、肉体労働は絶対にしたくないという方で事務職を選ぼうと考えている方は他に何が嫌なのかを考えてください。人が多すぎるのが嫌とか、土曜日出勤が嫌とか、遠すぎるのは嫌とか色々とあるはずです。思いついたことをメモしていきましょう。
■就職活動は失敗できないからこそ悩む
就職活動は失敗することはできない非常に難しい活動となります。仮に、ブラック企業に引っ掛かってしまった場合は、最悪その人の人生がハチャメチャになってしまうでしょう。うつ病から社会復帰できなくなってしまってそのまま引きこもりになるケースもあります。だからこそ、やりたいことが浮かばないという方は何が嫌なのかを真剣に考えてみてください。