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こうはなるな、ガチャへの苦言

スマートフォンやiPhoneを利用したアプリやゲームは大量に存在しており、今では普通のゲームを作るよりもあたりのソシャゲをつくった方が100倍儲かるので普通のゲーム機でゲームを作る必要はないとすら言われております。そのため、学生さんの悪い究極的な見本として、日本の悪いところを見せていきたいと思います。

 

■ガチャに関しては日本は世界的に恥ずかしい国

 

日本は海外に誇れるものが大量にある国ですが、ガチャ文化に関してははっきり言って世界で一番恥ずかしい国となっております。10万円程度の課金は「微課金」と言われて重課金者から馬鹿にされており、100万円を超えてからが本番と答えている人もいるようです。

 

この恥ずかしいという言葉は一人当たりの月額課金額などを算出するデータからきています。これはとある会社が調査した結果なのですが、日本は韓国を大きく突き放した平均約24ドルとなっており当分抜かれることは無いと言われているのです。もちろん、100ドルを超えるユーザー割合も日本が多いというデータが出ております。

 

要するに、課金中毒者は日本人の中に圧倒的に多く、それを誇っている人たちも多いということになるのです。課金をしているユーザーからすればこの意見は喜ばしいことだと思いますが、あえてここでは恥ずかしいという表現を使っていきます。

 

2015年におけるスマホゲーム市場規模もアメリカとカナダを合わせた北米で54.1億ドル、日本が51.6億ドル、中国が50.1億ドルとなっており、日本市場がおかしすぎることが見えてくるでしょう。無課金のほうが圧倒的に多いのが現実なのに、それでこの金額ははっきり言って異常です。やばいといっても良いでしょう。

 

■課金にはまってはいけない

 

これらのデータから言わしていただきたいことはただ一つです。課金にはまってはいけないということになります。これはある意味パチンコにはまっている人たちと同じ状態なので、一度はまったら抜け出せません。

 

究極的なスマホゲームを表す漫画の一言に「面白いかどうかは二の次、どうすれば課金したくなるかがキモ」というものがあり、ユーザーにできる限り課金させることが至上命題となっているのが浮き彫りとなっております。要するにゲームの質なんかは二の次でとにかく課金することが素晴らしいという状況にもっていくことがカギなのです。

 

できる限りテクニックで争う競技力をゲームに求めているのではなく、経済力で勝てる状況にもっていくことが大切なので、ユーザーの環境がいかにボロボロになっても構わないという姿勢を企業側は一貫してとっていくことになります。

 

パチンコを馬鹿にしている人は多いと思いますが、同じ原理で射幸心をあおっているソーシャルゲームも同じです。射幸心をあおって収集癖を刺激させ、他の人たちよりも圧倒的に優位な立場に刺せる状況をつくれれば、どんなに面白いゲームよりも儲かります。

 

このような泥沼の中にはまるくらいなら、最初から無視するようにしてください。無課金で楽しむ分なら何ら問題ないですが、ムキになって泥沼に直行しないように気を付けましょう。

 

課金が主体のゲームは「技術力がある人が勝つゲーム」ではなく「経済力がある人が技術力のある人に勝つゲーム」となっているので、学生さんがいかに技術力を身に着けていても一部のゲームではカモにされてしまうでしょう。そこでムキに絶対にならないようにしましょう。無理そうならアンインストールをしてください。