皆さん、こんにちは。
「アフィリエイト広告って、成果が上がった時だけ広告料を支払うだけでいいの？」
「それができたらまったくリスクないし、是非出してみたいよね」
よくクライアントからこのようなご意見を頂くことがあります。
実際のところ申し上げますと、
アフィリエイト広告は成果が上がった時だけ広告料を支払うだけでOKです！！
出した分だけ費用がかかるという従来の広告と異なり、アフィリエイト広告は予め設定した成果に達した時に広告費用を支払うモデルです。
低リスクで効果的な広告として広く世の中に知れ渡っています。
まず、これらのアフィリエイト広告のメリットについておさらいしてみましょう。
アフィリエイト広告のメリット
①費用対効果が高い
前述の通り、実際の売上や利益に繋がった成果のみに対して広告費用を支払うことができます。
また成功報酬金額が発生する基準も広告主が自由に設定できます。
例：申し込みに繋がったら支払う、実際に店舗への来客があったら支払う など
②低リスク
成果に繋がった時だけ広告費用を支払えばいいので低リスクと言えます。
③マッチしたサイトユーザーのみへの配信で高パフォーマンスが期待できる
ユーザーと自社商品のマッチングがいまいちで「出稿してみたはいいけど効果が出ずまったく売れない」などの失敗事例はつきものですが、アフィリエイト広告の場合は予めマッチした商品を紹介してアフィリエイトを行うためユーザーとのミスマッチが起こりにくいと言えます。
⑤低予算から始められる
従来のマス広告（新聞、ラジオ、雑誌、テレビ）に出稿する場合は安くても30～50万円の予算を用意する必要がありましたが、
アフィリエイト広告の場合は安いところだと初期費用無料、月額35000円ぐらいからスタートできます。（参考元：大手ASPバリューコマース）
⑥認知拡大
アフィリエイト広告の出稿を始め、次第にパートナーサイトと提携するに連れて徐々インターネット上での認知度が高まり、売上を伸ばしやすくなる傾向があります。認知度が高まることで、ソーシャルメディアやオフラインなどでも様々なメリットを得ることも期待できます。
⑥すぐにスタートできる
従来のマス広告やバナー広告などは、出稿開始までに最短でも約1か月上の期間が必要な場合がほとんどでしたが、アフィリエイト広告は、タグ設置や各入稿素材を準備するだけで1~2週間でスタートすることが可能です。
しかしながら、誰しもが期待していた通りの成果が出せる訳ではないのです。
中には、「成果に繋がらず手間だけかかった」「結果的に広告費用倒れになってしまった」などという失敗談もあります。
なぜ費用対効果が高いのにこのようなことが起こってしまうのでしょうか？
アフィリエイト広告にまつわるデメリットについてもまとめてみました。
アフィリエイト広告のデメリット
①初期費用や月額費用がかかる
アフィリエイトサービスプロバイダー（ASPと呼ばれるアフィリエイト広告サービスを提供する代理店）に対して初期費用や月額費用が発生いたします。それは成果があがってもあがらなくても発生します。
費用各社同じような料金相場ではありますが微妙に異なる為「初期費用」「月額費用」「頭金」「契約期間（縛り）」を確認してトータルいくら支払う必要があるか調べましょう。
②強みがあり特徴的な商品でないと成果が上がりづらい
アフィリエイト広告はアフィリエイターと呼ばれるサイト運営者、法人、個人から広告枠を提供することでなりたちます。
アフィリエイターはどの広告主の広告を表示することによって成果（アフィリエイターにとっての収益）があがるかを選ぶことができます。
要するに、アフィリエイト広告で成果を上げるためにはパートナーであるアフィリエイトサイト側に自社商品の強みや優位性などを明確に提示し優先的に広告枠に表示してもらう必要があります。
③効果は長い目で様子を見る必要がある
アフィリエイト広告はSEOと同じような性質があります。スタートしてすぐに成果があがるものではなく、パートナーサイトが徐々に表示をしてくれるようになる中長期的なモデルです。
ですので、すぐに売り上げを上げたい！という方には向きません。
④不正や誇大広告をされる可能性がある
広告収入がほしいがためにアフィリエイターが自己アフィリエイトをしたり、本来禁止されているリスティング広告やポイントサイトへ出稿するなどの不正をしてしまう恐れがあります。
また、自分の家族や身内を利用して複数回の成果報酬を不正に受け取るパターンも報告されているようです。クライアントは常にこれら不正の監視ができるわけではないのでそのような事態を防ぐことが難しいということもデメリットの1つとされています。
これらの対策としては、広告費用支払いの基準を上げることがあげられます。（例：応募しただけで成果→お店に来店したら成果 など）
⑤広告出稿終了をする際の時間がかかる
アフィリエイトは多数のパートナーとの契約をし成果を上げていくものになるため、広告をすぐに辞めたい場合でも完全に停止するまでには最低2週間程度の期間を要します。そのため、特に期間限定やキャンペーン商品などにとってはデメリットになります。
⑥意図しないサイトに掲載されてしまう恐れあり
アフィリエイト広告は広告主が公開した出稿物に対して、パートナーサイトが提携申請をしてスタートします。申請してきたパートナーサイト情報を確認しないで全て承認していると、意図していないサイトに掲載されてしまいます。
結果的に「商品とユーザーがマッチしない」や「商品ブランドに傷がついてしまう」なんてことにもなりかねません。
以上が、アフィリエイト広告のメリット・デメリットになります。
これらの内容をしっかりと把握したうえで、まずは少額からスタートしてみるのもアリかと思います。
