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エレベーターのマナーってどうなっているの?

様々な人と付き合っている人は、マナーを求められる場面というのが突然現れます。仕事上営業で向かうのなら心構えが付いているので問題ないですが、急にお客様とばったり会ってしまった場合はどれだけの知識があるかが勝負となってくるのです。そこで、今回はそんなシーンが多いエレベーターのマナーについて記載します。

■突然マナーが求められるシーンはある

日常生活や職場においてそこまで厳しいマナーを求められていない人は多いと思います。あくまで上司や同僚並びに後輩といった仕事上の付き合いレベルのマナーは毎日求められるでしょうが、それは慣れることで負担になることはなくなるでしょうし、お友達や家族と付き合う時には最低限度のマナーさえあれば構わないと言えるでしょう。

しかし、人の出入りが多い職場にいると、ちょっとした移動が必要な状況で、お客様とばったりと出くわすということが多々あります。自分がお客を迎え入れる立場にあるのなら、しっかりとマナーについても調べることができるのですが、たまたま自分が移動している時に他の人目当てのお客様にあってしまったら知識勝負となるので、覚えておいて損はないです。

■乗る時のマナーについて

エレベーターに乗る時のマナーについてまずは解説しましょう。基本的に乗る順番は中に人がいるかどうかで変わります。これは結構知らない人が多いのです。まず、誰も乗っていないのなら自分から先に乗って「開」のボタンを押しながら締まることが無いことをアピールするためにも扉を押さえるしぐさを見せて、そのあとに乗ってもらうようにしてください。ただし、すでに人が乗っているのなら、先にお客様側に乗ってもらって、自分が最後になるようにしましょう。

注意点としては、先に乗り込むときに一声かけない人が多いというところです。親切心であったとしても無言で行動されるとお客様側も勘違いしてしまうこともありますので、「お先に失礼します」等と一声かけてから先に乗るようにしてください。「先に失礼します」と声をかけられると来客者側も「先に乗ってくれるんだ」と認識してくれるので接触することが無くなります。

乗った後は操作ボタンに近い方が下座だと理解して操作が可能な位置にいましょう。ボタン操作には気配りも重要ですが、乗ったお客様がどの階数で降りるのかわからないのなら、「何階ですか?」と確認をすることも大切になります。

■降りる時のマナーについて

エレベーターを降りる時のマナーは基本的にお客様が先ですので、必ず「開」ボタンを押して手で押さえるようにして、来客者に降りてもらうようにしてください。ここで、可能なら一案内をしてあげるとベストとなるでしょう。もし、何度も来られている人でもそのようなそぶりを見せることが大切になるのです。

このように、エレベーターのマナーは降りる時のことは知っている人は多いのですが、乗る時のマナーは知らない人が多いので、この記事を読んだ方は是非とも実行するようにしてください。