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ギフト券のまとめ買い

ギフト券を購入する際に「まとめて購入するとお得なの?」との質問がありますが、正規の販売店で購入する場合に割引などは無いようです。金券ショップでも「まとめて購入すると割り引きます」という販売を目にすることもないです。期限切れが近いギフト券を、まとめて販売している金券ショップを見たぐらいですね。しかし、交通費をかけて遠方まで買いに行くことを考えると、まとめて購入したい気持ちも解ります。期限設定の有無で、まとめ買いが得かを考えていきたいと思います。
① ビール券の有効期限
以前は有効期限無期限のビール券でしたが、利用促進を図る目的からなのでしょうか有効期限が設けられました。2005年10月以降に発行されたビール券は有効期限が設けられましたので、まとめ買いの際には注意が必要です。期限が切れてしまったビール券は全く使用ができないとのこと。救済措置もないようですね。
② 株主優待券のギフト券
株主優待券として配付されている優待券(食事券等)は有効期限があります。食事券の他に航空会社の株主優待割引や鉄道会社の優待割引にも有効期限が設定されています。こちらもまとめ買いにはリスクが付きまとうので、使用する分を購入するようにしましょう。期限が近付いたギフト券は、金券ショップでは見向きもされなくなってしまいます。
③ 遊園地のフリーパス券
ディズニーリゾートや遊園地のフリーパス、入場券も金券ショップで販売されていてお得に購入できます。これらのチケットも1年ほどの有効期限が設けられています。有効期限切れ近いチケットが安く販売されていることもあります。フリーパスをまとめ買いする人は少ないと思いますが、予定が無いうちに購入するのはリスクがあります。
④ JEFグルメカード
こちらのギフト券は有効期限が無いのでまとめ買いに向いています。500円の少額チケットなので外食1回分には最適ですね。金券ショップでは、500円券が470円~490円で販売されています。在庫も豊富で販売価格の競争もあるのでお安く購入しましょう。家族の外食なら、4,000円~6,000円になるでしょうか?10枚や20枚のまとめ買いもすぐに使ってしまいますね。
⑤ 全国共通百貨店商品券
こちらも有効期限の無いギフト券なのでまとめ買いがおすすめです。1,000円の券種でお釣りも出るので百貨店を利用する方はまとめ買いも良いでしょう。デパ地下で、食材を購入する方はまとめ買いでもすぐに使ってしまうのではないでしょうか。しかしながら一つ問題があります。とてもレアケースなのですが、発行百貨店が倒産してしまうと「全国共通」でなくなります。発行百貨店でしか使用できなくなります。紙くずになりますので、まとめ買いには注意が必要です。
ギフト券のまとめ買いについて、あまりお得なことは見当たらないと思います。しかし、交通費をかけて購入に行くと損をしてしまうので、まとめ買いしかないですよね。最後の百貨店商品券のような倒産リスクは付き物なので、使用計画に基づいてある程度のまとめ買いでいかがでしょうか。