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コンテンツマーケティングで効果を出すために意識しておきたい3つのポイント

皆さん、こんにちは。

「コンテンツマーケティングで、集客や売り上げアップするぞ!!」

このような情熱を持って、導入される企業様は非常に多いです。
目的と情熱を持つということはとても大切なことですが、いかんせんそれだけでコンテンツマーケティングは必ず成功するというものではないのです。

コンテンツマーケティングを行うからには、納得のいく成果をだしたいですよね。

そこで、コンテンツマーケティングで成果を出すために、まずは心得ておきたい3つのポイントについてご紹介したいと思います。

その①:期限を設けて施策を行いましょう

コンテンツマーケティングを行う上で一番起こりがちなのが、マーケティング活動であるという意識が薄れていき、ひたすらコンテンツを量産するだけになってしまうということです。

もちろん立ち上げたばかりのサイトは、まだSEO的にも貧弱なため、コンテンツを用意することがとても大切な事です。

しかし、いつまでをストックのための期間として、いつからを効果計測の対象とするかということについて、あらかじめ設定して置く必要があります。

基本的にはコンテンツが増えれば増えるほど、それなりにPVも増えていきます。
しかし、その増え方に対して何かしらの目標を設定しておかなければ、いつまでたっても「いつか大きく増える」という希望だけを持ち続けて実質的にはほとんど放置状態ということになりかねません。

コンテンツのテコ入れのタイミングをはかるという意味でも、「いつまでにどれぐらい」という期限と数値の目標は必ず置くことをおすすめいたします。

その②:KGIとKPIの違いをきちんと把握しているか

上記のように目標を具体的に定めない場合と同じくらいにまずいのが、誤った指標のままマーケティングを行っているということです。

PVや訪問者数に関してはメディアとしての力を示す指標となるため、KPIとして目標値を設定する分には特に問題はありません。
しかし、肝心なことはKGIに対しての設定ができているかということなのです。

KGI:重要目標達成評価指数。目標への達成度合いをはかる指標
KPI:重要業績評価指標。KGIを達成するための中間状況を把握するための指標。

従って、本来はKGIこそが最初に明確化される必要となる指標となります。

仮にKGIを「ウェブからの申し込みによる売上げ100万」として現状が
訪問1,000人×離脱率50%×顧客単価1,000円=50万円

という状況である場合、単純な考え方をすれば「訪問者を2,000人にする」というのが1つのKPI設定になりますよね。

もちろん2倍にすればいいとか単純なものではありませんが、ロジック的にはこのように、KGIを到達するためのKPIという考え方が出来上がります。
そして、この考え方はコンテンツマーケティングを行う上でとても大切な考え方なのです。

その③:認知獲得のためだけのコンテンツになっていないか

コンテンツマーケティングはコンテンツを使ったマーケティング活動です。
やみくもにコンテンツを量産すればいいということではなく、発信内容のバランスをコントロールしていく必要があります。

たとえばある商品について、

  • 気づいてもらうための情報提供
  • 価値を伝えるための情報提供
  • 仕様を伝えるための情報提供

という3種類の情報があったとして、気づいてもらうための内容が記載された情報発信だけに偏りがちだったりします。

もちろん認知してもらうことももちろん大切ですし、価値や仕様を伝えるための情報は一部のユーザにしか受け入れられないのではないかと考えてしまうかもしれません。

しかし、商品やサービスを売るのが企業としての目的なのですから、サービス内容の価値や仕様についての情報発信がまったくなければどこでそのサービスの良さを発信できるのですか。

コンテンツマーケティングとは、「とにかく遠回りをすること」のように思われがちなのですが、検索結果からページに訪問している以上は閲覧者は「興味を持っている人たち」ということになります。
だからこそ、しっかりと目的に応じた情報を提供していく必要があるのです。

同時に、すぐにでも申し込みたいというような閲覧者をすぐにそのまま取り込めるかどうかといったところも大切なポイントです。

すぐに必要性を感じている人に対して、すぐに必要なものを提供できるような構造になっているか(相手の抱えている「弱み」をうまく突ける構造となっているかどうか)という部分を含めて、ウェブサイト構成やリンク設定などもしっかりと考えるようにしましょう。