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コンテンツマーケティングとインバウンドマーケティングって違いはあるの?

皆さん、こんにちは。

ウェブサイトのSEO対策を真剣に強化していく上で、最近「コンテンツマーケティング」や「インバウンドマーケティング」などといった言葉を聞く機会が増えてきました。

しかし、実際のところこれら2つの言葉の違いについて理解できていない人も多いように思います。

そこで、今回は「コンテンツマーケティング」と「インバウンドマーケティング」の違いについてまとめてみました。

◆コンテンツを発信していくという意味では両者とも同じ

「コンテンツ発信が起点になる」という言葉を使うなら、どちらも同じ意味です。
しかし異なるのは、発信したその後についてなのです。

・コンテンツマーケティング
価値あるコンテンツを発信し続けファンを獲得、購入といった流れ

・インバウンドマーケティング
価値あるコンテンツを発信し続けファンを獲得、その後集めたファンへ定期的なアプローチ(メルマガなど)を行い、購入と言った流れ

◆コンテンツマーケティングのメリット・デメリット

メリット:
・効率よく集客できる点
・気軽に導入できる点
・効果が蓄積できる点

デメリット:
・効果が出るまでに時間が必要な点
・情報発信を継続的に行っていく必要がある点
・情報発信が必ずしも成果に繋がるとは言い切れない点

◆インバウンドマーケティング

メリット:
・集客した顧客リストを使って次に繋げられる点
・濃厚なコミュニケーションが取れる点

デメリット:
・やり過ぎると顧客に逃げられてしまう点
・メルマガ配信に手間やコストがかかってしまう点

◆結論から言うと

結果としてどちらがよりオススメかと言った話ではなく、どのような流れでコンバージョンを増やすのが得策かということを考えることが重要です。
また1点覚えておきたい点としては、インバウンドマーケティングでは次のような商材はあまり向かないと思って頂いた方がいいということです。

サイト訪問から購入までの時間が比較的に短いもの(低単価の消耗品などを扱うBtoCサービスなど)

なぜかというと、インバウンドマーケティングは繰り返し顧客と接点をもつことで徐々に購入意欲をわかせるといった戦略です。数百円などの低単価なものはそのようなコミュニケーションがなくとも必要と思えば購入する顧客が多いため、インバウンドマーケティングの力が発揮されにくいという特徴があります。

おすすめの方法として、まずはコンテンツマーケティングでファンを獲得、その後のユーザーの反応やデータを見つつインバウンドマーケティングに持っていくといった手法なのではないかと思います。

◆まとめ

コンテンツマーケティングとインバウンドマーケティングの違いについてご理解いただけたでしょうか?
似たような言葉のためうまく区別をすることが難しいかと思いますが、コンテンツマーケティングで得た顧客に対して自社から更にアプローチをかけていくというのがインバウンドマーケティングという具合で覚えておくとわかりやすいのではないかと思います。

ウェブマーケティングにお困りの方は是非弊社へもお気軽にご相談ください。