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スマホ課金の実態を親は理解するべし

経済を実質的に握っている親の方々は子供の経済レベルも把握する必要があります。そうしないと、気が付かないうちにお金を使いこまれているといった実態になりかねないので、家庭が崩壊する危機があるからです。しかし、今のスマホゲームは穴だらけなので、実態を親は理解してください。

 

■真実を理解してほしい

 

スマホのソーシャルゲームにつきものの課金ガチャですが、毎年何らかのトラブルにはなるものの規制されることは日本ではおそらくないでしょう。なぜなら、射幸心をあおってしまったほうがヘタなゲームを作るよりもはるかにもうかるので、ゲーム業界=スマホ課金業界という状態から抜け出すことは法規制でも作らない限りできないからです。

 

今までこの業界に参入してこなかった大手もこちらの業界のほうが圧倒的にもうかることから続々と参入してきているので、この流れは止まらないでしょう。しばらく日本はスマホゲーム天国ならぬ課金地獄となります。

 

スマホで簡単に課金できることから子供が恐ろしい額を課金してトラブルになるという事態ははっきり言って全くなくなっておりません。むしろゲームの種類が増えたことで悪化しています。実際にこれらのトラブル件数を調べているところがデータを公表しており、2009年と2013年を比べただけでも成年者のオンラインゲームトラブルは軽く7倍になっているのです。

 

オンライゲームのトラブルも年々増えていっているのですが、未成年のトラブルの増え方は圧倒的でこれからも増え続けることが予測されております。

 

■特に多いトラブルが小学生や中学生

 

スマホを使っての課金ができるトラブルで多くなっている未成年トラブルですが、特に増加しているのが小学生と中学生です。高校生のトラブルも増加していましたが、小学生と中学生の増加傾向がかなりすさまじいので隠れております。

 

さらに厄介なことがそのトラブルのレベルも向上しているという実態です。つまり、トラブルになる契約購入金額も上昇しているということになります。今までは1万円程度のトラブルが多かったのですが、今では50万円以下のトラブルが多発しているようで、親の人たちは電話料金のお支払いなどを見てみると「50万円」なんて金額が記載しており、大きなトラブルとなるのでしょう。

 

このようにトラブルになってしまう金額が一気に増加していることで大きな問題となっており、企業も対応しているような装いを見せておりますが、はっきり言って詳細を確認したところその対応では不十分であり無意味だと個人的に感じております。おそらくトラブルは減らないでしょう。

 

2012年にコンプガチャ問題でガチャの危険性についての是非を問われるようになりましたが、あれはガチャを規制するものではなく、あくまで、コンプガチャのみを規制しただけなので、搾取体制は全く変わっていません。親の方々は子供の課金トラブルには十分に気を付ける必要があるのです。

 

全くトラブルは減っておらず、むしろ増えており悪化していると言ことを今回は覚えておいてください。