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ドローンで私たちの未来はどうかわるのか

空撮などの使われ方で一般的となっているドローンですがそれ以外にも使い道は色々とあります。そこで、今回は現代における技術の結晶のドローンでできることを考えていきましょう。

■ドローンで運送をする発想はすでにある

空撮以外の使われ方として最も考えられていることといえば、空輸でしょう。実際にこのドローンでの運送をネット通販企業は本気で導入を考えているので、そう遠くない未来にトラックの運送がわりにドローンが配達する日が来ると思われます。

それ以外にもドローンを使って運搬するシーンというのは確実にあるでしょう。例えば、感染症が広がって防護服などを着ないと立ち入ることができない地域だったとしても、ドローンを使って薬を運搬できれば人が現地に向かうよりも圧倒的に早く運搬することができるようになります。感染症の拡大防止はスピード勝負となるので、空を高速で運べるドローンは間違いなく有用な手法となるのです。

また、一部の海外レストランではドローンを使って食事を運ぶサービスを運用しているとのことなので、時間短縮などの試みとして受け入れられているようです。配達サービスは運送業者に委託しないと今まではできなかったのですが、ドローン操作慣れているひとが行えば配達サービスに依頼しないでも可能なので、人件費削減にもなるのでしょう。

■犯罪防止や国境警備に使う

これも一部の地域では実用化されている使い方でしょう。ドローンに高性能カメラを取り付けて犯罪者を負い続けることもできるでしょうし、特殊なセンサーを使えば特定の人だけを追いかけるように作り込むことだって可能と言われております。

また、日本ではあまりない発想かもしれませんが、ヨーロッパのように国境が陸続きである国々では国境の管理としてパトロールが必要となってきます。それがドローンがあれば可能となっているので、国境警備隊の人員を削減することも可能と言われているのです。

■災害現場でも有効活用される日が来るかもしれない

日本に大きな爪痕を残している東日本大震災や熊本の大地震ですが、あのような自然災害の前では人は無力になります。しかし、震災を体験したことがある人なら解るでしょうが、脱出困難な場所に取り残されてしまうと、見る見るうちに体力が低下してしまうので、生きる希望がすり減っていってしまうのです。

しかし、ドローンがあれば空中から映像を簡単に撮ることが可能なので、被災者がどこにいるのかをすぐに調べることができるでしょうし、食料なども運ぶことができるので孤立している被災者への救援物資も送り届けることができるようになるでしょう。

車や人ではなかなかたどり着けないような状態になってしまっても、空という道を使うことができるドローンは間違いなく活躍することができるのです。

本来、災害なんて起きないほうがよいものなのですが、日本にいる限り地震・火山・台風などの自然災害からは逃れることができないので、救助するための手法が増えることは喜ばしいことと言えるでしょう。