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バスケットボールは第3のプロスポーツになったのか

プロ野球とサッカーは今では日本における2大スポーツとなっており、多くの方々が注目する国民的なスポーツとなりました。しかし、第3のスポーツとなるものがなかなか現れず、次国民的なスポーツが何になるのかを常々言われ続けていたのです。この第3のプロスポーツにバスケットボールは成長することができたのでしょうか。

■2016年9月にBリーグが開幕

プロバスケットボールBリーグは2016年9月22日に開幕し、テレビCMも流れるようになったので開幕当時は非常に注目されるようになりました。この状況まで立て直していたのがJリーグでもおなじみの方だったので、サッカー方面からの興味も惹かれていたのでしょう。

開催されてからそれなりの期間が断ちましたが、SNSなどの意見を統括しても概ね成功していると意見のほうが多いでしょう。開幕された初年度ということもあるので、比較対象となるデータがなく成功と取れるのかどうかもわからないという部分もあるでしょう。

それでも、開幕した時に試合の雰囲気などは他の競技では味わえないような気持ちになれたと思いますし、バスケットの魅力にひかれた人は確実に増えてくると予感させる試合をしてくれました。

■成功の秘訣について

このBリーグ開幕になるまでの道筋を立ててくれた人に「Jリーグのように成功する方法は?」と質問をしたらこのような答えが返ってきました。「技術レベルを上げていかないといけない」という言葉です。つまり、現状のレベルではまだまだ物足りないから、もっと高みを目指していく必要があるということなのでしょう。

実際に、野球やサッカーでは技術向上のために海外に飛び出て活躍する選手はたくさんいます。そのような選手たちは、個人でのメディアの露出度も圧倒的に高く、その競技の人気底上げに役立っているのです。

NBLに挑戦した日本人も確かにいましたし、プレーした人もいましたが、レギュラーに定着して大活躍するレベルになった人はまだいません。

メジャーリーグで活躍する日本人選手レベルになるのは非常に難しいでしょうが、世界に日本にもNBLレベルで戦える選手がいるということを見せつけられれば、少しは違うのではないでしょうか。

スター選手を育て上げることに成功し、地元に根付くことができるようになって、もっと露出度が上昇するようになれば、日本のプロバスケットボールはサッカーや野球に追いつくことができるかもしれません。

Jリーグは成功したという方も多いのですが、Jリーグ発足当初は野球人気が結構下火になっていたこともあって、それが後押ししていた部分もかなり強かったです。今では野球もサッカーもかなりの盛り上がりを見せているので、どちらかの不人気をつくことはできないでしょう。そのため、野球やサッカーのファンからお客を奪うのは容易なことではないということになります。

地元だからということで野球もサッカーもバスケットも全てを応援できる人はなかなかいません。他の協議にはない何かを身に着けることができれば2強の間に割って入ることができるでしょう。