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バンドを組む時に意識すること

音楽活動に憧れている人は複数います。その中で行動してバンドを実際に組む人というのはわずかですが、いざバンドを組んでみたとしてもなかなか続けていくことが難しいものです。
ただ、その分意識や目標が同じメンバーと組むことができればやりがいもありますし、バンドを続けていく努力というのは音楽活動以外にも役立つので知っていても良い点です。

まず、重要なことはバンドメンバーが全員同じ意識を持ち、同じ目標を持っているのかという点です。そもそもこの部分がずれていると一緒にバンドをしている意味がありません。例えば、メンバーでスケジュールを合わせて練習をするというのは非常に重要であり、貴重な時間です。しかし、それを一人で何か練習をしたりバンドとは関係のないことに時間を費やす人もいます。そうなるともうメンバー間の関係性も悪くなりますし、練習が開始されたとしても良い音楽は作り出せません。
なぜバンドを組み、みんなで何がしたいのか、練習をしてどんなライブをしたいのか、ということをしっかりと全員が考えなくては難しいです。例えば1人だけが頑張っても難しいですし、5人の内4人が頑張っても良い音楽は作り出せないです。
そのため、全員で練習をする時は少なくとも自分のパートは完璧な状態にしておく努力が必要です。社会人同士であればなかなか時間が取れず難しいかもしれませんが、それこそ時間のない中で全員が集まる日に演奏できないようじゃバンドを組む意味がありません。
また、バンドを組んでいる人は多くの場合、音楽が好きで、音楽に真面目です。そのため、どうしても自分よりバンドに対しての取り組みが不真面目なメンバーがいると注意したくなります。
そこで正論をぶつけて、ケンカになることもあります。
しかし、実際正論をぶつけることだけが正解なのか、という点は難しい問題です。それぞれが自分なりに真面目にバンドに向き合っているものなので、自分視点のみで考えてしまうとそれは否応なく相手を傷つけてしまいます。
メンバーも人間同士なので、自分を傷つける相手に対して信頼を持つことはできないです。なので、どんどんメンバー間の関係が悪くなり、結果的にバンドを解散してしまうことになります。
こうした悲しい結末にならないためにも、メンバーを募集した時にきちんと選考すること、定期的に意識のすり合わせをすること、お互いを尊重することを考えるようにしてください。仲が良いだけではバンドはやっていけませんが、それでも信頼し合っている仲間同士が演奏しているのと、そうではないバンドが演奏しているのとでは全く受け手側への印象が変わってきます。
また、どれだけ一生懸命に練習を重ねたとしても、現実的に自分が楽しいと思えなくては良いライブをすることはできないです。好きな音楽を好きなメンバーとやる、この事実が何よりも大切なことなので、音楽を楽しみライブに向けて活動することを楽しむという精神力が常に必要になってきます。