現代日本における悪しき風習の一つに飲み会における「とりあえずビール!」というものがあります。これは社会人になったら絶対に避けられない事柄ですので、ある程度は飲める状態になったほうが良いという理論もあるのです。その方々はどのようにして美味しく感じるようになったのか、意見を集めていきました。
■まずいと感じている人は多い
ビールをおいしく飲んでいる人たちにはわからないと思いますが、ビールを飲めない人たちの中には「苦い」とか「そもそもおいしくない」と感じている人が多いと思います。そのような人たちにとって美味しく飲んでいる人たちは不思議な人物に見えてしまうでしょう。
苦みが大丈夫な人たちにとっても、ビール特有の苦みを嫌う人は一定数いて、その人たちにとって「とりあえずビール」という習慣や「最初の一杯目はビール」という風習は非常に厄介なものであり、飲み会に行きたくないとい心理を働かせてしまう要因となっております。
■おいしく飲む方法について
筆者も飲み会が大っ嫌いでビールもひたすら訓練しましたが途中で挫折してしまった人物なので、全くもって理解できないのですが、美味しく飲むためにはコツが必要とのことです。そのコツはほとんどの方がのべているのですが、「味わったらいけない」ということでした。
美味しく飲む方法の議論で味わったらいけないという回答は非常に理解に苦しむのですが、ビールのおいしさは味ではなくのど越しにあるとのことなので、味わったら負けというレベルなのかもしれません。つまり苦いと感じているひとは味わっている証拠なので、舌を通さないで流し込む必要があるのでしょう。
それ以外にも苦みになれる方法という話になると、「ひたすら飲み続ける」とか「我慢して耐え続ける」という回答になり解決策は根性論に近いものとなってしまいます。
おそらく、この根性論になった時点でお酒嫌いの方は絶対にビールを好きになることは無いという結論に達してしまうかもしれません。
■苦みをうまく感じるようになれば大人?
苦みは年齢を重ねることで克服できるようになる味なので、ある程度の年齢になってお酒にチャレンジすると人によっては昔よりも苦労は減った状態で飲めるようになるかもしれません。苦みを美味しく感じるには慣れが必要なので、ちょっとは飲めるようになったことで繰り返せばいずれは飲めるようになるのでしょう。
一説には、ストレスが溜まりすぎることで苦みの感受性が低下するので、問題なく食べられるようになるというものもありました。苦労すれば苦労するほど、ストレスが溜まれば溜まるほどビールは美味しくなるということのようです。
それでもビールが苦手で飲めないとか、あの味が受け付けないという人は、海外産のビールは日本産と比べると薄くて飲みやすいものが多いのでそちらにチャレンジするのも良いと思います。ビールは苦手でも海外のものならすんなり飲めるという人も多いのでそちらから挑んでみてはいかがでしょうか。