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リスティング広告は代理店に任せる?自社運用する?それぞれのメリット・デメリット

皆さん、こんにちは。

リスティング広告を出すときに悩む人が多いこととしては、
「リスティング広告のプロの代理店に依頼するか」「自社で運用するか」
のどちらにするかという事だと思います。

今回は、リスティング広告を代理店に任せた場合と自社運用した場合のそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介したいと思います。

また、弊社もリスティング広告の代行を行っている代理店ではありますが、できる限り客観的な立ち位置でお伝えできればと思っております。

◆どちらがいいかという正解はない

リスティング広告の運用を代理店にお任せするか、自社運用するかということについて、絶対的な正解はありません。
その時の社内状況などによってどちらがよいかという点は変化していくでしょう。
まずは、自社の状況に合わせて判断する前に、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。

◆代理店に任せた場合

○メリット

・面倒な初期設定などや継続的な運用を初回から丸投げできる
リスティング広告を導入するため、初回はいくつか面倒なアカウント設定などを行う必要があります。それらの作業も代理店が基本的には全部請け負います。

・実績豊富な業者であればより早く成果がでてくる
同業種などの実績が豊富な業者であれば、改善プロセスをショートカットすることができるためより早く成果を期待することができます。また何か問題が起きたときの対処なども慣れているためスムーズに解決できるでしょう。

・ノウハウがあるため、設定などでつまづかず失敗するリスクも少ない
わからないうちは失敗しながら前に進んでいくことになりますが、いざ失敗するとそれに対する処理でまた手間がとられます。業者に依頼をすることで、そのような失敗は未然に防ぐことができます。

・リンク先のランディングページの内容についても相談にのってもらえる
その業者があくまでリスティングの運用のみであったとしても、これまでのノウハウからランディングページのデザインやコンテンツについても相談に乗ってもらうことができるかもしれません。(業者や担当者による)

・認定代理店のみに提供されるシステムや機能を利用できる
Googleパートナーなどの正規認定代理店に加盟している業者であれば、セミナーへの無料参加や便利なシステム機能などをプラスαで利用することができるかもしれません。

○​デメリット

・代理店手数料がかかる
各社によって異なりますが広告費の20%分などが手数料としてかかる業者が多いです。

・広告費=代理店手数料のため悪徳業者の場合、無駄なキーワードなどの設定などもされてしまう可能性がある

・意図している内容とは明らかにずれた内容の広告を設定されてしまうなどのリスクがある

◆自社運用した場合

○メリット

・代理店手数料が一切かからない
広告費のみで運用できる点で、コストを最小限に抑えた運用ができると言えるでしょう。

・自社サービスや競合などの状況をダイレクトに広告に反映しやすい
やはりサービスや業界について一番理解しているのは当事者である御社です。
人を介さないで自社で直接運用できるというところもメリットと言えるでしょう。

・数千円などという少額からスタートすることができます
代理店に依頼をするときは、手数料の関係で最低数万円からでないとスタートできないということが多くあります。しかし、自社運用であればこの辺は一切気にしなくて良いので、月間予算3000円など自由に設定することができます。

○デメリット

・初期設定や運用などを全て一から自分たちで設定する必要があるため、手間や時間がかかってしまう可能性が高い

・自身で広告に対するノウハウなどを定期的にキャッチアップしていく必要がある

・ノウハウがないため、試行錯誤で運用し無駄なコストをかけてしまう恐れがある

・クレジットカードで前払いなどでキャッシュフローに悪影響が出る恐れがある


まとめ

以上、代理店と自社運用それぞれのメリット、デメリットについて理解を深めていただくことはできたでしょうか?
リスティング広告導入の際は、ご説明したポイントについて今一度検討し、慎重にご判断いただくことが得策かと思います。