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レスポンシブがマルチデバイスSEO対策に有効な3つの理由

皆さん、こんにちは。

現代はスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスなどが主流になっているため、
それらのデバイスに即したウェブサービスも多く展開されていますよね。

SEO対策にしても、マルチデバイスにおいて有効的である必要があります。

そのようなマルチデバイスで有効的といわれるものが「レスポンシブデザイン」と言われるものです。

レスポンシブデザインとは、PC、スマートフォン、タブレットなど閲覧するデバイスに合わせてサイズやデザインが自動的に調整されるように作られたデザインのことです。
今まではスマートフォン用のサイトを別に用意する必要がありましたが、このレスポンシブを利用することによってどのようなデバイスであろうと1つのウェブサイトで管理できるようになったというのも魅力の1つです。」

それでは、なぜレスポンシブがSEO対策にも効果的なのでしょうか?その3つの理由に迫りたいと思います。

1、誤表示がなくなったことで離脱率の低下に効果

友達が「面白い!」と紹介していたサイトを見ようとしたら、スマホなのにPCサイトが表示されてしまった。
話題になっているウェブサイトを閲覧しようとしたら、PCなのにスマホサイトが表示されてしまった。

TwitterやFacebookを使っていた場合特にこのようなことで「イラッ」っとしたことはありませんか?
レスポンシブでないWebサイトというのは、スマホ・タブレット・PCそれぞれに専用のURLがもうけられています。
つまり、「シェアした人が閲覧していた端末にあったURL」でしか他の人はそのサイトを見ることができず、スマホでPCサイトのURLしか見れないやその逆の現象がおき、ユーザーにとっては非常に使いづらいです。
「ユーザーのサイト内での体験」を「UX(ユーザーエクスペリエンス)」と表現するのですが、この「端末に合っていないサイトを表示する」という仕様は著しくUXを損なう行為なのです。
これがレスポンシブになることで、同じURLでどのデバイスから見てもそれに適した表示がなされるためユーザーの離脱率を防ぐ事ができます。

2、サイト修正や更新の効率が3倍以上にアップ

今までは新しいコンテンツを紹介するだけでも「スマートフォンサイト」と「PCサイト」さらには「タブレットサイト」と各サイト毎の更新作業が必要であったため手間がかかっていました。

レスポンシブWebデザインならば、たった1つの更新で完了します。

従って、同じ作業の繰り返しが無くなることで今までサイト更新に費やしていた時間の一部を他の作業に振り分けることが可能となります。
例えば、浮いた時間を利用して、運営するWEBサイトをよりSEO効果の高いサイトに改善していくことができるようになります。

このようにレスポンシブデザインにすることで更新効率を大幅にアップさせ、浮いた時間で「SEO対策を行う時間」に費やすことで今まで以上のSEO効果を期待することができるのです。

3、Googleも推奨している

Googleは、スマートフォン対応のサイト設定方法について3点提案をしています。

「ユーザーエージェントで異なるhtml/cssを配信する設定」、「携帯端末用サイト・PC用サイトを個別に用意する設定」、そして、「レスポンシブWebデザイン」の3つの提案をしています。

Googleからの要点をまとめてみるとレスポンシブデザインは「Googleが最もエラーが少なく、効率的にサイトをクロールできる設定」であるという理由で推奨しています。

レスポンシブWebデザイン以外の設定の場合、同じようなページをスマホやタブレット、PCそれぞれクロール・インデックされてしまうのです。

1つのURLに絞り込むことで、より多くのページをクロール・インデックスしてもらうことを目指すことが可能になります。
また、より多くの自然検索での流入を狙うことが可能となります。