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今でもビジネスマンはガラケーが主流なのか?

現代社会において様々なものが進化し使い勝手も格段に良くなりました。そんな進化の象徴と言えるのが携帯電話です。ポケベル→PHS→携帯電話→スマートフォンと一気に進化してきたのですが、いまだにガラケーを愛用するビジネスマンはたくさんいます。なぜ、彼らはガラケーをそこまで愛用するのでしょうか。

 

■ガラケーはセキュリティーレベルが高い

 

今でもビジネスマンはガラケーを主体に使っている人が非常に多いです。そのような方でも個人で使っている携帯電話はスマホで、会社で使っているものはガラケーと使い分けている人もいるでしょう。その最大の理由がセキュリティーレベルにあります。

 

もちろん、スマートフォンやiPhoneだってセキュリティーは急速に発展していますが、スマートフォンやiPhoneにはガラケーにはない機能がありそこからウイルス感染してしまって、情報が流出する可能性があります。それが「アプリのインストール」です。特に正規品ではないものをインストールする時は、発信元がどうなっているのかを調べる必要性があります。

 

しかし、ガラケーはこのようなアプリをダウンロードする必要はなく、ウイルスやワームの活動状況もほとんどありません。もともとのOSがスマートフォンほどオープンにされていないことも絡んでいるでしょうが、セキュリティスキャンで不正ソフトが検出されたことがないと言われるほどウイルス感染に関する話題がありません。

 

携帯電話には個人情報がぎっしり詰まっているので、絶対に情報を抜き取られたくないものと言えます。そのため、セキュリティー意識が非常に高い人は、あえてガラケーをビジネス用として用意しているのでしょう。

 

■根強い人気があるガラケー

 

人によってはガラケーを二台持ちして、充電をし忘れても問題なく使えるようにしている人もいるのがガラケーです。そもそもスマートフォンよりもガラケーは電池の持ちに圧倒的な開きがあると言われているので、仕事用のツールとしては最高の使い勝手の良さなのでしょう。

 

企業側からすると、何とかしてこのガラケーの需要を減らしてスマートフォンに移行させたいようですが、スマートフォンよりも料金が安く、電池も長持ちし、使い慣れていて操作が簡単といった理由から使用者は一定数からなかなか減らなくなっております。

 

通話メインならガラケーのほうが圧倒的に使いやすいという意見も多くあるので、ビジネスマンでガラケー使用者はなくならないと言えるのではないでしょうか。根強い人気があるというわけではなく、ただ単にこちらの方がビジネスツールとして使いやすいという認識があり、その認識を上回る何かが出てこない限り状況は動かないと思います。

 

■ガラケーにも大きな利点がある

 

物を選ぶときにはどのような利点があるのか、欠点があるのかで選びますが、一部のビジネスマンからはその利点を気に入られてガラケーを使い続ける人がいます。その人たちの言い分は本当にごもっともで、人によってはスマートフォンからガラケーに戻した人もいるくらいです。企業側はいったいどのような対策をしてガラケーの人をスマートフォンに引き込むようにするのでしょうか。