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何気なく使える資格、家電製品アドバイザー

就職などに役に立つ資格ばかり目につきますが中には就職にはそこまでプラスにならなくても人生においてはかなりプラスになる資格もあります。今回はそんな現代日本を生きる上で重要になってくる資格の一つ、「家電製品アドバイザー」について解説します。

■家電製品が増えた現代日本だからこそ取ってほしい資格

家電製品アドバイザーとは家電製品の知識や最新知識を持ち、消費者の方々に正しい家電知識を伝達でき、どのような商品が良いのかをしっかりアドバイスできる人であることを示せる資格となっております。民間資格の一つで一般財団法人家電製品協会が実施しているものではありますが、電気ショップの店員がこの資格を有していると安心できると言えるのではないでしょうか。

この資格はAV情報家電が主体となる家電製品アドバイザーと、生活家電が主体となる家電製品アドバイザーの二つがあり、両方を取得することで家電製品総合アドバイザーの称号を得ることができるので、両方の資格を持っている人は家電のプロと言えます。

AV家電は、テレビやDVDレコーダー、ビデオカメラやパソコンなどの映像や音響そして情報通信関連の家電のことです。そして生活家電とは冷蔵庫やエアコン、そして電子レンジといった生活に使う家電のこととなっております。どちらも生活の上では必須となっており、取得したい資格と言えるでしょう。

■難易度や有効期限について

この試験の難易度はそこそこのようで、だいたい20~30%となっているようです。出題形式はマークシート方式ではありますが、ある程度勉強をしていかないと不合格を連発することになるでしょう。それでも、独学で合格している人もたくさんいるので、時間さえあれば取得できる資格と言えそうです。

また、この資格は通常合格ではただ単に家電製品アドバイザーの資格をもらうだけで終わってしまうのですが、試験を優秀な成績で納めた人はプラチナグレードをもらうことができるので、これをもらった人は真のスペシャリストと言えると思います。具体的にはAV情報家電で200点中180点をとって、生活家電でも200点中180点をとることでプラチナグレードをもらうことができます。

有効期限は5年となっているので、更新が必須となっております。更新方法は「資格更新手続き」を行って、決められた学習を行った後に、資格更新試験を受けることになるでしょう。これは自宅でも受験が可能なので、比較的更新はしやすいと思います。

■お店の店員ではなくても使える資格です

お店の店員がこの資格を保有しているのなら、家電に対する資格は本物なので、どのような商品が良いのかをしっかりと説明してくれるでしょう。しかし、これらの知識を活かすのは別に店員である必要はありません。私たち消費者側でも使える知識なのです。

偏見になってしまいますが、お店側だと売りたい商品があれば、多少反対の心があったとしてもそれを推して店員もアピールしてしまうこともあるでしょうが、購入者の場合はそのような状況に縛られることは無いので、己の知識のみで勝負をすることができます。

セットアップの方法や不具合発生時の対応の仕方も学ぶことができるので、一家に一人資格保有者がいれば確実に役立てることができるでしょう。仕事場の場合は、家電関係の便利屋扱いされる可能性がありますので、言わないほうが良いかもしれません…