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夕飯を抜くダイエットは本当に痩せるのか

美容や健康を追究する方の大敵が肥満であり、その肥満を解消する方法は世の中には大量にあります。しかし、それらの要素をすべて実行するのは不可能に近く、その中から自分に合ったものを選ぶ必要があるのです。その中でも人気があるのが夕飯を抜くダイエットですが、はたして本当に痩せるものなのでしょうか。

 

■夕飯抜きダイエットは痩せる

 

普段から3食をしっかり食べる人間が、急に夕飯を抜くようになった場合おそらくほとんどの人が痩せ始めると思います。特に、社会人の場合は朝食が軽めで昼食も軽く、夕飯だけ一杯食べるという人が多くなっているので、そのような生活を続けている方が急に夕飯を無くしてしまえば摂取カロリーが一気に低下するので痩せていくのも当然なのです。

 

ただし、このダイエットを本気で実行したいという方は間食を食べることもNGなので、とにかく間食と夕飯を抑えるようにする必要があります。注意点としては、18時以降に何も食べないことなので、慣れていない人は深夜の時間帯に空腹を感じてしまうことです。そのため、空腹を感じる前に寝てしまうのが解決策となっております。

 

夕食というのはもともと消費するカロリーが圧倒的に少ないことから、本来なら控えめにしたほうが良い食事なのですが、現代人では夕食ぐらいしか好きにできない人がたくさんいるので、どうしても夕飯が最も楽しいな時間となってしまうのです。これはもはや防げない事項なので本気で実行する方はおそらくかなりの速度で痩せていきます。

 

夜間は昼間と違って活動量が圧倒的に少ないので、消費量が少なく、カロリー消費を考えた場合少ない量が適しているのですが、それができないのなら食べないという考えもそこまで間違ってはいないのです。

 

■問題は体重の減り方

 

順調に痩せるのは良いことですが、夕飯が主食な人たちが突然夕飯が無くなることになるので一気に摂取カロリーが減ります。人によっては1000カロリー程度減るのではないでしょうか。

 

つまり、1日のカロリー摂取量からそれだけのカロリーが減ってしまうので、かなりの速度で痩せていくことになるでしょう。本来ならこのダイエットを続けるのなら、朝食と昼食はしっかり食べる必要があるのですが、それらの時間帯も満足したものが食べれないと栄養価が一気に低下していくことになるんで、

 

1ヶ月で5%以上体重が減ると停滞期に突入する確率が上昇するので、本来なら避けたいところではありますが、予想以上に効果がありすぎるとその停滞期に突入するレベルで体重が減少するので、成功した後はしばらく体重維持のため、食事の量を急には戻さないようにしてください。ホメオスタシスはだいたい1ヶ月は続くので、急激に体重が減った時から1ヶ月後まではある程度の食事制限を設けるようにしましょう。

 

■痩せすぎも要注意

 

体重の急激な現象は、停滞期という非常に厄介なものを呼び込みます。停滞期は1ヶ月程度続きますので、その期間はリバウンドに注意しながら食生活を多少は質素なものにするしかありません。美容と健康を維持するために痩せたのなら、リバウンドをしてしまうのはもったいないものなのではないでしょうか。