大学に入った後に必ず悩むことになるのがサークル選びです。その前にサークルそのものに入るのかどうかも悩んでいる人もいるでしょう。そこで、今回はサークルに入った場合にどのようなメリットが発生するのかを解説していきます。ここで共感できる部分がある方は入るのが吉と言えるのではないでしょうか。
■サークルに入るメリットは何か
サークルに心の底から入りたいと考える人はそこまで多いものではないとおもいます。むしろ入った人達の半分以上が「興味があったから」「何となく面白そうだから」といった気持だったのではないでしょうか。筆者の周りの8割はこのノリだったので半数以上が該当するかもしれませんが、本格的に入ろうと思っている人は少ないと思います。
しかし、サークルに入るメリットというのは必ず存在しているのでどのようなメリットがあるのかを理解していきましょう。
まず、学部を超えた友人ができるのでSNS仲間も格段に増えますし、行動範囲や活動範囲が一気に増えます。サークルに入るというのは同じ目的を持った仲間ができるということになりますので、いろんなことを人から吸収できるようになるでしょう。
また、先輩や後輩という関係もできるようになるのですが、高校の運動部並みにきついものではないので、はっきり言って付き合いやすい間柄と言えるでしょう。そしてこの上下関係において最大限においしい思いができるのは試験になります。
先輩や同級生がいることで、試験の過去問や提出物に関しての情報共有ができるようになるので、試験対策が一気に楽になります。人によってはこれ狙いでサークルに入っている人もいるでしょう。これらの情報というのは非常にありがたいものでありますので大学の試験では驚くほど重宝されます。
中学や高校までだとどんなに点数が低くても追試をしてもらえたり、ちょっと文句を言われる程度で済みましたが、大学の場合目標とされる点数に届かないと単位がとれません。最悪の場合留年してしまいます。これを回避できるというのは非常に大きいのです。
大学にまで進学した後の試験内容というのは学校や学科にもよりますが、専門性が強いものもあり一部の教授の癖が強すぎて難関と言われる必須単位が登場することもあるのです。こうなった時に頼りになるのが横のつながりの強さと縦のつながりの強さなので、この部分が強くなることはかなり有利になるでしょう。
また、本気で自分のやりたいことが見つかる可能性もあるのがサークルなので、大学生活を充実したものにすることができるかもしれません。何となく大学に入ったという方も、これから何をしていくのか、していきたいのかが見えてくることは人生において大きな一歩と言えるのではないでしょうか。
このように、試験情報が得られるとか人間関係が広がるとか、本気でやりたいことが見つかるかもしれないというメリットを今回は報告していきましたが、別の回ではサークルに入ることでのデメリットについて語っていきましょう。