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妊娠したら胎教を始めよう

胎教という言葉。聞いたことがある人も多いと思います。そして妊婦さんの中でも胎教に興味をもっている人は増えています。では胎教はいつから始めるのか、そもそも胎教とは何なのかなどを紹介していきます。

 

●胎教

胎教とは、「妊婦が精神安定に努めて、胎児に良い影響を与えようとすること」と辞書には書かれています。この言葉を見ると、胎児の英才教育という枠ではなく、妊婦さんに対して妊娠期をいかに充実して過ごすのかということが大切のように感じます。

とは言っても、胎教には様々な考え方があります。早期の英才教育と考える人もいれば、親子のコミュニケーションと考える人もいます。

なので、妊婦であるママとお腹にいる赤ちゃんはつながっているということを感じる。それが大切なのではないでしょうか。

 

◇胎教を始める時期

一般的には妊娠中期、5~7カ月からが良いと言われています。この時期になると赤ちゃんは耳の機能が発達しているため、音や声がおなかの赤ちゃんに届くようになっているためと言われています。また、胎動が始まるころでもあるので、赤ちゃんの反応が楽しくなる時期でもあります。なので、この時期から胎教を始めるのはとても良い時期だと言えます。

しかしながら、早ければ早いほど良いとする考え方もあります。それは、妊娠3カ月あたりから、赤ちゃんの脳は記憶ができるという説もあるためです。

胎教は必ずやらなくてはいけないものではありませんので、無理して早くから始めなくても良いのです。自分の無理のないペースで赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しんでくださいね。

 

◇胎教の方法

・音楽を聴く

クラシックやオルゴールおんにはリラックス効果や脳の活性化につながると言われているためおすすめします。しかし、ママの好きな音楽でよいのです。枠にとらわれず、好きな音楽を赤ちゃんと楽しんでください。産まれたあとによく聴いてた歌を歌ったり流したりすると泣き止んだ、眠りについたなんて声も耳にします。

・話しかける

朝起きたらおはようと声をかけたり、夜には出来事やおやすみの挨拶をしたり、伝えたいなと思ったときに話しかけましょう。ママが優しくゆっくり話しかけることを続けることで赤ちゃんは話し方やリズムを記録すると言われています。

・絵本の読み聞かせ

絵本は読み手の心も癒す効果があります。ママが優しい気持ちで読むことで、赤ちゃんにもきっとその気持ちは伝わります。胎教のための絵本も出ているので気になる方はぜひ本屋さんで探してみてください。

・お腹をなでる

この行為は愛情ホルモンと言われるオキシトシンがたくさん分泌されます。これは親子の絆づくりに作用するので、たくさんなでてスキンシップをとりましょう。

・キックゲーム

この名前を聞いたことある妊婦さんもいると思います。胎動を感じるようになったら、お腹を軽くポンとします。すると、赤ちゃんが蹴り返してくれることがあります。これはやっていくうちに、ママが叩いたところを蹴り返してくれるようになったり、叩いた回数と同じ回数を蹴ってくれたりすることもあります。

 

胎教はリラックスした気持ちでお腹の赤ちゃんとコミュニケーションをとるつもりでしていきましょう。決して義務にならず、楽しんでください。ますます赤ちゃんへの愛情がわき、会えるのが楽しみになりますよ。