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妊娠初期

妊娠は大きく3つの時期に分かれます。妊娠確定~15週までが妊娠初期、16週~27週が妊娠中期、28週~40週が妊娠後期と言われています。すぐにでも子どもが欲しいと考えている人にとって、妊娠の初期兆候は気になります。妊娠の兆候や妊娠初期に気を付けておくことをまとめました。

 

●妊娠したかも?妊娠の兆候の症状

少し体の変化が訪れると妊娠したかも?と気付く人は少なくありません。一般的には3週~5週頃に現れる症状のことを妊娠兆候、または妊娠超初期症状と言います。

 

・微量の出血

これは、着床出血である可能性があります。着床出血とは受精卵が子宮壁に着床する時期に出血が起こることです。色や量は様々です。色はピンクや茶色のおりもの、鮮血など。量はほとんどの場合が微量です。

・吐き気、気持ち悪い、ムカムカ

早いと性交から1週間ほどで気持ち悪いと感じるようになることもあります。これは、いわゆるつわりというものです。症状は様々で、いつも吐き気がしてしまう「吐きつわり」、食べていないと気持ちが悪い「食べつわり」、自分のよだれで気持ち悪くなってしまう「よだれつわり」、お米の炊ける匂いなどの特定の匂いを嗅ぐと気持ち悪くなってしまう「匂いつわり」などがあります。

・おりものの変化

妊娠するとおりものが変化する場合があります。時期は生理予定日数日~1週間くらい前から変化します。おりものの量が増えたり、水っぽくなったり、匂いがなくなったりといつもと違うおりものが出た場合は妊娠兆候かもしれません。

・味覚や嗅覚が変わる

妊娠すると、味覚や嗅覚が変わることがあります。大好きだったコーヒーが急にまずく感じるようになったり、旦那の匂いに拒否反応を起こすようになったり、症状は様々です。これは、体内で何か変化が起きているからなのかもしれません。

・眠い、体がだるい、熱っぽい

このような症状が起きたら妊娠初期症状と疑っても良いかもしれません。妊娠すると体内から出るホルモンが原因でこのようなことが起こります。風の症状とよく似ているので、医者にかかるときは妊娠の可能性があるということを伝えましょう。

 

このように妊娠超初期症状は様々ですが、初期症状が出ない人もいます。一番はっきりするのは、基礎体温です。高温期が続くようである場合は妊娠を疑いましょう。

 

●妊娠したかも?注意すべきことは?

妊娠初期症状が出たときには、アルコールを摂取する方や喫煙している方は止めることをおすすめします。これらは、流産のリスクを高めることになります。また、胎児の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

また、激しい運動や過度なダイエットはおすすめできません。妊娠した体は思った以上に疲れやすくデリケートになっています。普段通りの生活を心がけましょう。

 

●妊娠初期の流産

妊娠中の流産は初期が最も多いと言われています。この場合は、胎児の染色体異常が原因で起こることがほとんどです。しかし、切迫流産と診断された場合は、流産をする一歩手前ということなので、安静にすることを心がけましょう。

出血や下腹部痛がある場合は医者にかかり指示を仰ぎましょう。

特に問題がない場合もありますが、自宅安静になる場合や入院安静になる場合もあります。

 

妊娠初期は、お腹も出ていないため周りから気付かれることは少ないです。しかし、胎児の各器官が急速に成長する時期です。ということは、周りから気づかれない時期ほど大切な時期なのです。普段通りの生活を心がけていても、疲れやすくなっているので、こまめに休憩をとるようにしましょう。