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学生から知っておくべき睡眠の質について 環境編

睡眠の質を向上させるためには様々な行動を取り入れて、様々な行動を禁止する必要がありますが、それらを整えていたとしても状況次第ではうまく眠れなくなってしまい、最悪の朝を迎えてしまうことがあります。そこで、今回は睡眠の質を向上させるための環境について説明します。

■深い睡眠に必須なのは環境

深い睡眠をとるためにはある程度の環境を用意する必要があります、極端な話ですが極寒の状況下で薄いシーツ一枚で寝ろと言われて質の高い睡眠が得られるとはほとんどの人が考えないでしょう。質の高い睡眠をするためにも、リラックス状態で寝られる環境をできる限り用意することが大切となってきます。

例えば、ちょっとした食事をした後についつい眠くなってしまって夕食後に別途以外で寝てしまった場合、睡眠サイクルも一気に狂ってしまいますし、睡眠モードに体が移行しにくくなってしまいます。食事の後の眠気はわかりますが、整えた環境で寝るようにしないと身体に悪いためお勧めできないのです。お昼などのちょっとした時間に10分程度寝るのであれば話は別ですが、夕食後は基本的に整っている環境で寝ることを心がけてください。

あとは、可能な限り部屋を暗くして静かにさせることも重要になります。睡眠中にメラトニンが十分に分泌させるためには部屋を暗くすることが大切なのです。この暗くするという行動をとっていない人が実は非常に多く、学生さんでもちょっとした明かりを残して寝ている人も多いと思います。実はこの行動はNGとなるのです。網膜に光が当たるとメラトニンの分泌が停止してしまうので睡眠の質が一気に低下します。都会の一室を借りて生活していると夜でも世間は明るいですから、しっかりとした遮光カーテンを用意してください。

また、睡眠する時には図書館レベルの静けさがあるとベストと言えるでしょう。外の音が入りにくくするためにカーテンをするのも有効ですし、いびき対策で耳栓をするのも有効と言えます。

ただし、耳栓についてはつけないほうが良いという意見もあります。静かすぎる環境はストレスを逆に感じるようになるという説があるので、公園や森の中程度の音が拾える環境にしたほうが良いと言われているのです。そのため、騒音を完全にシャットアウトしてもなかなか質が上がらないと感じた人は、川の音や波の音など環境音をスピーカーから流して寝てみてはいかがでしょうか。

室温も可能な限り整えてあげましょう。電気代がかかってしまいますが夏なら28℃程度にまで室温を下げて、冬なら18℃までは室温を上げてください。終身1時間前からこの室温に調節して就寝後2時間は維持するようにタイマーセットしましょう。

他には自分に合った寝具を用意するのも有効な手法です。枕が会わなくて寝られないという経験をしたことがある人は、寝具の影響を強く受けるので、自分に合った枕を見つけて、反発力なども自分に合った布団やベッドを用意してください。