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学生から知っておくべき睡眠の質について NG行動編

最近かなりの睡眠時間をとっているのに疲れが除去しきれないとか、朝起きてスッキリすることがほとんど無いと悩んでいる学生は多いのではないでしょうか。それは普段からのNG行動が原因の可能性があります。そこで、今回は学生のうちから気を付けるべき睡眠の質を下げるNG行動を紹介します。

■体や脳に刺激になるものはNG

基本的な考え方はリラックスできる状態にすることで睡眠の質を上げることができるけど、逆にリラックスできる状態が整えられずに交感神経が優位な状態になってしまう時には睡眠の質が低下してしまうと言えるでしょう。その代表的な行動がパソコンやスマートフォンなどの強い光を浴びることです。いわゆるブルーライトが原因なのですが、ブルーライトを浴びてしまうと眼精疲労を招くと同時に覚醒効果が発生するようになるので睡眠を促すメラトニンが抑制されるようになってしまい眠れなくなるのです。

要するに、眠る前にパソコンを使って動画を見ていたり、スマートフォンやiPhoneをいじっていろんなインターネットサイト閲覧やSNSをしているという人は睡眠の質を低下させているということになります。最近の若い人たちは睡眠の質が低下していると言われている最大の理由がこれにあります。今ではスマートフォンやiPhoneはあらゆる人が持っているものとなっているので、ちょっと空いている時間があったらついついいじっている人もいることでしょう。これが睡眠の前だと悪影響が非常に強いため、睡眠の質が一気に低下します。

他に有名なNG行動は頭を強く働かせることです。例えば明日の仕事はどうしようとうんうんと考え続けてしまったり、勉強はどうするのかと考え続けると脳が強く働くようになるため睡眠の質が一気に低下します。

あとは、カフェイン摂取は寝る前は絶対にNGです。カフェインは脳の興奮作用があります。その時間は摂取量によって変わりますがだいたい7時間といわれているので、夕食が遅い人の場合は夕食のカフェインが原因で夜眠れなくなることもあるのです。紅茶・コーヒー・緑茶などは飲むタイミングを制御するようにしてください。

また、学生さんのうちはそこまで実行する人は少ないと思いますが、飲酒や喫煙も睡眠の質を下げてしまうので要注意です。社会人になるとどうしてもストレスが溜まってしまうためお酒やタバコに逃げてしまいたくなるのも分かりますが、その癖が学生のうちについてしまうのは避けたほうがいいでしょう。特にNG行動だと言われているのが寝酒をしている人で、できる限り早めに卒業することをお勧めします。寝酒をすると就寝後の1時間の眠りが非常に浅くなるので成長ホルモンがほとんど分泌されなくなり回復量が激減します。

つまり、寝酒が多い人は睡眠時間が長かったとしても最初の1時間の眠りが浅くなるので体力回復が予想よりもうまくいかなくなるので、生活の質が低下する可能性が高いということなのです。一説には酒を飲んで寝るくらいなら、眠くなるまで無理やり起きていたほうが良いと解説する人もいます。